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2021.05.14
コロナ禍 外国人雇用が窮地に<厚労省・検討会設置>
厚生労働省は、新型コロナウイルス感染症の拡大により外国人労働者の雇用が窮地に立たされているとして、アフターコロナを含めた支援対策の検討を開始した。コロナ禍により社会活動が変化し様ざまな産業が打撃を受けるなか、外国人労働者の雇用への影響が表面化している。ハローワークでの対処や定着対策、留学生の国内就職支援について、新たな方策を打ち出す。外国人労働者数は、2019年まで5年間にわたり対前年比10%程度以上の拡大を続けていたが、20年は同4%に急落した。
2021.5.3【労働新聞】 記事提供:労働新聞社
このニュースへの社労士のコメント
橋本社会保険労務士事務所 橋本 和隆 No.85 | 2021/05/16
近年、「特定技能」が創設されるなど、我が国における外国人労働者数は急激に増加していたが、新型コロナウイルス感染症の影響により、国際的な人の往来が一時的に停滞する等、社会活動に変化が生じ、様々な産業が打撃を受ける中で、外国人労働者にも影響がでているため、厚生労働省は、令和3年3月19日に外国人雇用対策の在り方に関する検討会を設置し、外国人失業者への就職支援、職場・地域における定着や留学生の国内就職支援といった課題など、外国人雇用対策全般の在り方を検討し、6月頃に中間報告を取りまとめることしている。