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この記事の社労士のコメント 1 件
2018.04.05
平均妥結額2099円、人手確保へ大手上回る<中堅中小の18労使交渉>
業界大手を含む中堅中小企業の18春闘が順次終了しており、ベースアップを含む賃金引上げで交渉を終えた127社の平均妥結額が2099円になったことが本紙の単純集計で分かった。前年の1252円を850円ほど上回っており、自動車、電機、鉄鋼など大手完成品メーカーの平均妥結額より500円玉1枚分多い水準。前年と比較できる同一企業107社の平均妥結額1647円は前年の1230円より400円ほど高く、人手獲得を意識した企業行動がうかがえる。
2018.4.2 【労働新聞】 記事提供:労働新聞社
このニュースへの社労士のコメント
根本社会保険労務士事務所 根本 大作 No.58 | 2018/04/05
かつてないほどの売り手市場の今日、既存人材・新規人材の確保のために、中小企業は給与額を上げて大手企業に対抗していることが浮き彫りになった形かと思います。
人件費高騰は中小企業の命取りになりかねません。良い人材の確保で収益率が上がる仕組みをつくることはもちろんのこと、お金に頼るのではなく、魅力的な会社づくりで人材を確保することがこれからの時代、より重要になってくるでしょう。