- 宮崎県
特定社会保険労務士杉山晃浩事務所
杉山 晃浩
就業規則雇用管理女性・高齢者・非正規労働者等人事・賃金制度労務問題安全衛生助成金社会保険・福利厚生
受注した多くの労使トラブルの解決方法を基本として、採用コンサルティング、就業規則作成などの社内環境整備に注力している。
行政書士法人をグループに持ち、法人設立前から、助成金申請を視野に入れた創業支援を行う。
また、銀行、弁護士、税理士等ともアライアンスを組み、お客様の悩みの解消に努めている。
サービス面では、相談顧問から給与計算の受託まで、お客様の要望に応じてノウハウを提供している。
講演活動は、自社主催セミナーのみならず、銀行、保険会社、各種団体、一般企業からの求めに応じて、幅広いジャンルで行っている。
保有資格
行政書士 宅建 AFP 簿記(2級) 危険物取扱者 特定社会保険労務士
経歴・実績
大学卒業後、生命保険会社、社労士事務所勤務を経て、2001年、社会保険労務士・行政書士杉山晃浩事務所を開設。その後、労働保険事務組合、保険代理店、行政書士法人を設立。
労使紛争を得意とするが、助成金申請業務が急増中。宮崎県内を中心に、200社以上の関与先を持つ。
助成金、リスクカットを中心に、講演多数。
所在地 | 〒880-0211 宮崎県宮崎市佐土原町下田島20034番地 |
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対応可能地域 | 全国 電子申請対応、Skype・ZOOMなどでの面談も可能 |
得意業種 | 情報、通信業, 医療、介護福祉業, 製造業, および 建設業 |
得意業務 | 就業規則, 社内規定, 雇用管理, 採用, 教育訓練・能力開発, 女性・高齢者・非正規労働者等, 女性, 非正規社員, 外国人, 人事・賃金制度, 人事考課, 賃金制度, 給与・賞与, 退職金制度, 労務問題, ハラスメント, 解雇, 未払い残業, 安全衛生, メンタルヘルス, 健康診断, 助成金, 社会保険・福利厚生, 健康保険, 厚生年金, 労災保険, 雇用保険, および 福利厚生 |
得意事業規模 | 31人~50人, 51人~100人, および 101人~300人 |
WEBサイト | http://office-sugiyama.jp/ |
インタビュー
事務所のご紹介をお願いいたします。
弊所は2001年4月に創業いたしました。現在では、私を含め15名体制の事務所となっており、宮崎県の中では非常に大きい規模の部類だと思います。 主力業務につきましては、助成金の手続申請を非常に得意としておりまして、支給申請に至った案件のでは、すべてのクライアントの皆様に喜んでいただいております。当然、その成果の中心は顧問先様です。顧問先様には、助成金の情報をただ提供するだけではなく、助成金が受給できるように社内環境の改善・構築のサポートも行うなど、二人三脚で取り組んで参ります。
注目の助成金はございますか。
平成28年度で旬な助成金といえば、「両立支援等助成金」でしょう。男性従業員に一定の育休を取らせた場合に支給される「出生時両立支援助成金」や、厚生労働省が作成した介護離職予防の対応モデルに取り組んだ企業に支給される「介護支援取組助成金」など、国の政策推進に伴い、これまでの採用・教育関係の助成金以外にも、従業員のワーク・ライフ・バランスを考えた取り組みに支給される助成金が新設・拡充されています。 助成金は金銭的メリットだけではなく、国が推奨している取り組みをしっかり行っている企業であると、対外的にもアピールポイントになります。 折角の助成金も知らなければ意味がないので、顧問先様には最新の情報を積極的にお届けしています。
社労士を目指されたきっかけをお聞かせください。
当時勤めていた保険会社の倒産がきっかけです。実はその倒産を知ったのがテレビのニュースでした。当時課長職として勤めていまして、代理店に対し経営状態に関する情報整理対応の指示を受けていました。そしてある日戻ると、テレビのニュースで自分の会社の倒産報道が流れていました。その時に、サラリーマンであることの限界といいますか、企業組織に属することの限界を考えました。そして退職にあたり、幾つかの企業からお誘いもあったのですが、結局同じことになってしまうのではないかと考え、独立を決意し、社会保険労務士の資格を取りました。
開業当時を振り返っていかがでしたか。
営業職の経験もあってか、それなりに成果を出せました。2年目には売り上げベースでサラリーマン時代の所得を超えました。同時期に開業した社労士と比べてもかなり目立っていました。そこで当時は「この程度でいいのかな」と思っていましたが、今では後悔しています。そこそこの業績で満足し、のんびり10年を過ごしてしまったと。最近、東京などの若い社労士の話を聞くと、開業からぐんぐん伸びている人が多いのです。それに比べると、自分は胡坐をかいてしまっていました。今はその失ってしまった時間を少しでも埋めることが出来るように、常に全力で仕事と向き合っています。
社会保険労務士とは、どのような仕事であるとお考えですか。
他の士業以上に顧問先様へプラスアルファの利益を還元できる仕事であると考えています。例えば顧問先でトラブルがあった場合、弁護士であれば、「損害賠償請求を受けた」、「医療過誤で訴えられた」、税理士であれば「税務署に入られました」、社労士においても、「従業員に訴えられた」というような対応を求められるケースが有ります。いずれも、どうにか対応できたとしても、ほぼ無傷で終わることはなく、解決のために、何かしらの出費を伴う事になります。しかし、社労士はそれだけではなく、助成金を上手く絡めていくと、マイナスからゼロではなく、ゼロからプラスを提供できます。 昨年のケースですが、ある2代目社長より、父親の代からそのままの就業規則を見直したいとご相談をいただきました。その対応だけでは、会社としては就業規則代を払ってお仕舞いですが、去年は「企業内人材育成推進助成金」がありましたので、そちらをご提案しました。その結果、180万円の助成金が受給できました。「就業規則も作り、併せてスキル評価の制度構築ができ、なおかつお金が残った」と、社長には大変喜んでいただきました。
お客様が予想していた以上のご提案が喜ばれる点なのですね。
はい。冒頭でお話ししたように、今年は両立支援系の助成金がお勧めなので、例えば、男性社員の奥さんが妊娠した場合には、「それならば、『イクメン企業』ということで、男性育休を取らせてあげたらいかがですか?」、と。そして「出生時両立支援助成金」を取れるようサポートすれば60万円入ります。さらに、宮崎県ではそのような取り組みを行っている企業は少ないので、先進企業として採用・募集時にアピールが出来るわけです。この様に、会社に対しても従業員に対してもどんどん良い効果を与えることが出来る商売は、我々の職業のみであると考えています。 先程の2代目社長は「杉山晃浩事務所は、他と比べてやっぱり違うよ」と周りにお話しして下さったようで、そこから新しいお客様の紹介がありました。お客様から、信頼を持ってご紹介いただける事は、何より嬉しいですね。
今後の事務所の方向性についてお聞かせください。
社労士の仕事は、1号・2号業務と呼ばれる手続関係の仕事と、3号業務と呼ばれる人事労務全般に関わる相談・指導を行う業務に分かれます。今後は後者の分野において社労士の役割が高まっていきます。ですから、いわゆる研修会や、お客様をフォローできるツール・商材をより一層開発していこうと考えています。 例えば、よく「問題社員を解雇したい」という相談を受けます。しかし、解雇してしまうと助成金を受けられなくなる、という場合が有ります。その様な問題に直面してしまう前に、まず問題のある社員を採用しないように、入り口からしっかりチェックすることが大切なのです。弊所ではCUBIC(キュービック)という適性診断を提供しており、問題傾向のある人物、または優秀な社員のデータを蓄積し、採用時に活用できる指針をご提供しております。また、最近ではメンタルヘルスやハラスメントなどのご相談も多いので、それぞれに対応した研修や、リーダーシップ研修などもご提供しています。 お客様の会社の従業員が辞めない仕組みや、縁の下で支えられるようなツールの提供を今以上に取り組んで行くことが大切であると考えています。
事務所の職員の方の教育にも力を入れられているのですね。
弊所では職員に対して、実務勉強だけではなく研修会などにも積極的に参加させています。例えば今、私が顧問先様向けに情報セキュリティー関係の研修や、雇い入れ時の研修を行っているのですが、そこに職員も同席させています。後は助成金関係ですね。顧問先様に助成金をお勧めするにあたって、私だけではなく職員も自信を持って対応できるようにしております。その他には、私が全国の社労士たちと企画している勉強会などにも参加させています。 また、弊所にはシステムエンジニアとWEBコンテンツ専門の職員がおりますので、東京に一緒に出張し、クラウドエキスポの視察や、ICT化が進んでいる知り合いの社労士事務所の裏側などを見学しております。職員が出張する事務所も社労士業界では、なかなか珍しいと思います。その他には、新卒の採用も行っています。宮崎大学の1教室をお借りして、事務所の就職説明会の開催や、就職フェアにも毎回参加しています。宮崎県で新卒採用にも積極的に取り組むことが出来ている事務所は、他にないと思います。なお、来年卒業予定者を2名採用する計画を作っています。
最後に趣味についてお聞かせ下さい。
ちょっとした疑問もすぐに解決できます。
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