- 神奈川県
猿田社会保険労務士事務所
猿田信彦

就業規則女性・高齢者・非正規労働者等人事・賃金制度労務問題安全衛生
当事務所は、経営者の人事労務に対する考え・方針を就業規則等の会社規程に具体化して会社の考えを従業員に伝えることにより、安心して働ける職場環境づくり、組織力の向上に資することを目標にしています。
労務問題については、長い実務経験を生かして真の原因を探り常に最適解を求め以後の社内体制等に反映していくよう努めています。
その他、諸手続きの代行、人事制度・賃金制度の改定をはじめ、人事労務に関する諸問題に幅広く対応しています。
会社の継続的発展を願い、経営者の最も身近で信頼されるパートナーでありたいと日々活動しています。
保有資格
特定社会保険労務士 宅建 AFP 衛生管理者(Ⅱ)種
経歴・実績
大手損保会社及び関連会社の人事労務関係部署を約20年経験。組合対応では上部団体に会社主張を認めさせた実績がある。
退職後、弁護士紹介の会社で労務トラブル対応から人事研修等人事労務関係を幅広く担当した。2012年社労士事務所を開業。運輸・保育・IT・教育・派遣等多様な業種を担当している。



所在地 | 〒216-0033 神奈川県川崎市宮前区宮崎5-8-25 |
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対応可能地域 | 東京都・神奈川県 |
得意業種 | 情報、通信業, 医療、介護福祉業, および 人材派遣業 |
得意業務 | 就業規則, 社内規定, 服務規律, 懲戒, 労働時間・休日休暇, 女性・高齢者・非正規労働者等, 派遣社員, 人事・賃金制度, 人事考課, 賃金制度, 労務問題, ハラスメント, 解雇, 安全衛生, および 労働災害 |
得意事業規模 | 11~30人, 31人~50人, および 51人~100人 |
TEL | 044-855-3610 |
FAX | 044-855-3610 |
Eメール | nsaruta@fc4.so-net.ne.jp |
インタビュー
中心として行っている業務についてお伺いします。
メイン業務は、相談業務になります。顧問先企業を対象に、大体月に1回訪問して、労務問題や手続業務などについてのアドバイスを行っています。全国展開している企業については、問題が起きている事業場に足を運んで対応することもあります。
長年、人事労務に携わってきた経験が一番活かせるのが労務相談をうけて適切なアドバイスをすることであり、自分自身の長所でもあると考えて相談業務に取り組んでいます。
どのような労務問題の相談に強みを持っているのでしょうか。
最近だと、パワハラやセクハラのお話をいただくことが多いですが、組合問題も含め様々な労使間のトラブルについて、労務問題を専門とする弁護士と一緒に解決してきた実績もありますので、労務トラブルの入口から出口まで一通りお任せいただけることです。
ハラスメントの対応では、個別面談も行っていますが、非常に微妙な問題もありますので、関係当事者から確実な情報を引き出せるように、じっくりと時間をかけて聞き役に回り、真剣に傾聴している中で、本人の真意を汲み取り解決を図っています。難しい問題ではありますが、最初の対応がその後の解決の方向を決めてしまいますので、ご依頼いただいた方の希望が叶えられるよう尽力しています。
その他にはどのような業務に取り組んでいますか。
その他業務としては、電子申請や訪問による手続の代行、法改正に対応した就業規則の見直しなどでしょうか。またご要望に応じて賃金体系や人事制度の改定、給与計算、研修講師も行っています。
就業規則の作成ではどのようなところに気を付けていますか。
就業規則は、使用者と労働者の間での無用の争いを未然に防ぎ、組織力・人材力を高める企業にとっての大切なルールです。最近では、運送業の就業規則を手がけましたが、労働時間に対する特殊なルールなど、業種によって就業規則も違ってきます。
そのようなことを考えると、就業規則が適正に機能するためには、企業ごとの状況を細かく確認しながら、業種に特有の事情も踏まえて作っていくことが重要です。
加えて最近では労働関係の法改正が多く、その度に対応も必要になっています。企業自体でその全てに対応するのは難しく、専門家としてヒアリングをしながら、企業ごとに最適な就業規則を提案するように心がけています。
賃金体系の改定ではどのようなところに重きを置いていますか。
賃金体系は、会社がどのような賃金体系を望んでいるか、どのような社員を望んでいるかを十分ヒアリングすることが大事だと思っています。そのうえで社員のやる気を引き出す賃金制度と人事評価制度を提案していきます。
具体的には、従業員の従事する業務の分析を行い、ときには私自身が面接も実施しながら、一人一人の目標を設定し、その達成に対して評価することで、やる気を引き出していきます。地道なことの積み上げにはなりますが、そこまですることで一社一社、評価とやる気が結びついた賃金体系が作成できるのではないでしょうか。
相談や企業ごとの対応など、知識の習得が大変そうですね。
セミナー参加など日々学ぶことは怠らないようにしていますが、自分一人で学べることや経験には、おのずと限界があります。そこで、社労士仲間4人で月に1回、勉強会をやることで、知識の刷新を図っています。また、チームとして忙しい時には助け合ったりしながら、企業に最大限お役に立てるように連携しています。
社労士を目指そうと思ったきっかけについてお伺いさせてください。
長い間、人事労務業務に携わった後に、子会社に転籍になり実質的に会社経営に携わりました。この社会を支えているのは中小企業と思っていましたが、実際その経営に関しての苦労を身を持って経験しました。
そこで得た人事労務の知識と、経営者として苦労した経験を活かして中小企業の経営者の方々のお役に立つことができれば、という思いを持つようになり、その実現のために社労士を目指そうと考えるようになりました。
座右の銘があれば教えていただきたいのですが。
しいて言えば「継続は力なり」でしょうか。
これは仕事だけに限らず、何事も目標を立て、達成するために日々の努力を惜しまず継続していくことが大切だと考えています。
顧客とのコミュニケーションを地道にコツコツ積み重ねていくことが、顧客との信頼関係を強固にしていくものと思っています。
今後の事務所の方向性についてお伺いさせてください。
長女が私の仕事を見て一緒にやってみたいと思うようになり、社労士試験の勉強をしています。今は一人で事務所を運営していますが、将来は二人で事務所を運営できたらと考えています。
実際に女性従業員の多い顧問先企業もあり、女性ならではの目線で一緒に仕事をしてもらえれば助かる部分も多いので、ぜひ一緒に仕事をしたいと思っています。
今後、力を入れていきたい分野などがあれば教えていただけますか。
重篤な病気に罹った方に対して、治療と仕事の両立について支援したいと考えています。
私自身、数年前に大きな病気を患い、そこから仕事に復帰する経験をしているので、同じような状況におかれた方々に対して支援ができればという思いがあります。
私が所属する神奈川県社労士会でも、がん患者等の就労支援を行っており、私も自分自身の経験も踏まえて協力していければと考えています。
最後に、趣味について教えていただけますか。
趣味はゴルフとマラソン、あとは読書です。
ゴルフは、なかなか自分の思ったとおりにならないことが逆に面白いですね。マラソンは2011年、2012年と2年連続で東京マラソンに参加しました。完走に6時間かかりましたが、参加できたことは、本当に良い経験になりました。
読書は、色々な本を読みますが、特に時代小説が好きです。歴史観が作者の考えと自分の考えとで異なる事があるのですが、人それぞれ様々な考え方があるなと思わされます。実際、仕事でも、色々な考え方をする人がいるという認識は、「ヒト」の専門家として重要なことであると感じます。
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