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菊池社会保険労務士事務所
菊池 秀淑
就業規則人事・賃金制度社会保険・福利厚生労務相談
・サービス内容
①人事労務コンサルティング
人的リスク対応型就業規則の作成、会社も社員も共に成長できる人事制度(賃金、評価制度、サブシステムとしてのキャリアカウンセリング、コーチングを活用したOJT、ワークライフバランス対応の福利厚生制度)、人事制度の要となる社内システム改善の仕組み創り
②アウトソーシング
手続、給与計算等ご要望に応じて柔軟に対応します。
・自己PR
キャリアカウンセリング資格取得で実践的に習得した傾聴と福祉の現場で利用者と共に作業開拓。作業用工具の開発、改善を行ってきた経験を活かし、いつでも必要なときに活用いただき、会社発展のためのご支援をさせていただきます。
保有資格
キャリアコンサルティング
所在地 | 〒188-0011 東京都西東京市田無町2-9-6 野崎ビル305 |
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対応可能地域 | 東京都全域 |
得意業種 | 卸売業, 情報、通信業, 人材派遣業, および 金融、保険業 |
得意業務 | 就業規則, 人事・賃金制度, 人事考課, 賃金制度, 社会保険・福利厚生, 厚生年金, 国民年金, および 労務相談 |
得意事業規模 | 1~10人, 11~30人, 31人~50人, および 51人~100人 |
インタビュー
福祉関係の前職の経験を生かした、事務所の特徴をお聞かせください。
当事務所は1997年に開業いたしまして、11年目を迎えています。仲間と共に企業向け助成金セミナーや、失業者向けのライフプラン設計等の社会保険セミナーも行って参りました。 各顧客には、それぞれ違った細かい要望があります。何度もやり取りをして希望を聞き、事情を把握した上で、考えを反映させた制度作りのお手伝いをさせていただきたいと考えております。 以前、福祉関係の職場におりました関係から、そういった知識を生かしたアドバイスも経験いたしました。一般の企業の目標は、売り上げを伸ばす・利益を上げることですが、福祉の場合は相手が障害を持った方や高齢者という「人」が中心になりますから、おのずと対応も違ってきます。福祉の場では利益優先ではなく、メンタル的な対応が求められます。評価をすることが難しい分野ですが、それを理解した上で、どのように展開していくことがよりベストであるか、自分の経験を生かした提案をするように致しました。 社労士の仕事とは少し違いますが、その業務に必要な知識・方法等を行政で調べるお手伝いもします。これも前職のベースがあるからこそ出来た業務です。福祉関係全般に協力していきたいと考えております。
人的リスクに対応した、「労使紛争防止型就業規則」とはどのようなものでしょうか?
中小企業は、従業員数10〜20人と小規模な会社が多いと思います。昔は労使間の信頼関係も良好に築くことが出来ましたが、社会が変化する中、それも難しくなってきました。有給休暇の消化方法についての考え方の違い、欠勤が多い、時間外労働を不当に請求される、入社時に自分の経歴を偽っていた等のトラブルが発生した時に、就業規則に不備が多いと対応しきれない。今は従業員も、労働基準法や雇用保険給付などの勉強をしています。ですから、さまざまな場面を想定して、法の範囲内で適切な規則を作っておく必要があります。最近5〜6年で状況も変わってきて、従来のマニュアル通りには行かなくなってきました。色々な事例を参考に、どのような業種のどのような希望にも対応出来ることが必要です。服務規程や解雇・時間外労働などにも対応出来るよう、いくつものメニューを用意し、お客様に自らの会社に近い物を選んでいただく。そしてそこに、「らしさ」を盛り込んでもう一工夫する。当事務所では、このような方法で取り組んでおります。
賃金制度についてのお考えをお聞かせください。
近頃では、賃金制度を見直す企業が増えてきました。成果主義が主流ですが、「長く勤めて欲しいから」と年功給にする企業もあります。先日、年功給の比重を大きくして、プラス能力も評価するという形で構築出来ないかという相談がありました。会社として社員にどのようなことを望むのかを聞き、例えば、「こういった資格を持っていて欲しい」などの要望を並べながらランク付けをして、能力給を考えていきました。5段階程度の区切りを作ったわけですが、大企業に比べたら非常に大雑把です。でも、あまり細かくすると会社として活用しきれないし、社員もわかりづらい。中小企業で使いやすいように圧縮をした形に完成するまで1〜2年かかりました。他の企業の場合でも、利用していただきながら手直しを入れて、その企業の特色を生かした形に作り上げていきます。満足する形に完成するまでお付き合いさせていただきます。 今後もどんな注文にも対応していきたいと思います。自分の所で対応出来ないことが発生した場合には、よりベストな所を紹介します。色々な相談を受けますが、出来る範囲でお答えしていきたいと考えております。
座右の銘をお聞かせください。
老子の「上善如水」という言葉です。「水のように生きていくのが一番自然であろう」という意味です。水は、しなやかであり、強くもあり、優しくもあり、物を押し流す力も、穴を開ける力も、水そのもので人が生き返ることもある。水そのものの質は変わらないが、形状や状況に応じて形を変えていく…。そのような生き方が出来たらと思います。老子は全体的に好きです。最初は、「上善如水」というお酒の名前から入りました。「どういう意味なのだろう?」と。そこから興味を持ち、10年くらい愛読しております。 顧客のニーズに合わせて、あるがままに自分のあり方を変えて行く、そのような柔軟性を持っていたいと思います。
感銘を受けた本はありますか?
遠藤功 氏の「見える化」です。人事制度や会社のシステムのベースを、言葉で説明するよりも目で見える形として表すようにする。見て、感じ取れば、わかる、対応できる。問題を解決出来る社員作りに非常に役立つ本だと思います。これからの人事制度は評価するだけではなく、「社員が前向きに仕事を出来るか」「会社としてはどのような社員になって欲しいか」をわかりやすく伝えるためのベースになると思います。その先には、業務内容が改善され、効率化して行き、会社がより良くなることを目指します。単に評価をして終わりにはしません。 私が理想とする仕事の中身は、「会社も人もいきいきと活動をすれば伸びる、社員が進んで意欲的に仕事をすれば会社は変わる」そういった形で会社が発展する仕組み作りのお手伝いをすることです。提案したサービスを「導入してよかった」と何年後かに言っていただけるような仕事が出来ればと考えております。
ちょっとした疑問もすぐに解決できます。
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