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社会保険労務士法人人事AID
清水 豊日

就業規則雇用管理人事・賃金制度労務問題助成金社会保険・福利厚生労務相談就業管理
◎顧問業種
・財団法人、社会福祉法人、医療法人、ソフトウェア開発業、通信販売業、製造業、卸売業、小売業、出版業、旅行業、映画制作業、人材派遣業、娯楽接客業、飲食業、労働組合等
◎毎月の給与計算業務から健康保険・厚生年金保険・雇用保険・労災保険等、新規適用・取得・喪失・各種給付等の手続きから各種雇用管理助成金の申請手続きまで迅速確実丁寧に対応いたします。
◎人事労務管理制度の改善・設計・導入・運用指導(労働組合の対会社対応指導)、個別労使紛争対応指導まで人事労務に関するお悩みならなんでもご相談ください。
・雇用トラブルを未然に防止する就業規則・賃金規程(給与規程)・賞与規程・退職金規程等の人事諸規程の作成・変更と運用に関する相談指導
・多様な就業形態に適応するフレックスタイム制規程・裁量労働制規程・パートタイム規程等の諸規程の作成・変更と運用に関する相談指導
・職能給・職務給・ポイント制賞与・ポイント制退職金等の諸制度の導入と運用に関する相談指導
◎対労働組合対応指導(労働組合の対会社対応指導)
・合同労組への加入を含む労働組合結成時の対応指導
・団体交渉・労使協議会への対応指導
・労働協約(部分協定を含む)の締結・改訂指導
保有資格
特定社会保険労務士
経歴・実績
1983年 中央大学法学部法律学科卒業
同年 株式会社TICシチズン入社 在職中、労働組合委員長等を歴任
2000年 社会保険労務士試験合格 2001年 清水社会保険労務士事務所設立
2001年 清水社会保険労務士事務所設立
2006年 第1回紛争解決手続代理業務試験合格
2007年 特定社会保険労務士登録
同年 社会保険労務士法人人事AIDに改組
○執筆:お役立ち規程集「服務規律規程」「懲戒規程」「休職規程」「セクハラ防止規程」他
資格取得制度の導入と労務管理上の留意点
労働移動の実務と現状早わかり



所在地 | 〒151-0053 東京都渋谷区代々木1-58-10 松井ビル3F |
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対応可能地域 | 全国 |
得意業種 | 小売業, 卸売業, 飲食業, 情報、通信業, 医療、介護福祉業, 人材派遣業, および 金融、保険業 |
得意業務 | 労務相談, 雇用管理, 人事・賃金制度, 人事考課, 賃金制度, 給与・賞与, 労務問題, 就業規則, 助成金, 社会保険・福利厚生, 健康保険, 厚生年金, 国民年金, 労災保険, 雇用保険, および 就業管理 |
得意事業規模 | 1~10人, 11~30人, 31人~50人, 51人~100人, 101人~300人, 301人~500人, 501人~1,000人, および 1,000人以上 |
WEBサイト | http://www.22aid.jp/ |
インタビュー
中心となさっている業務についてお聞かせください。
私たち「人事AID(じんじエイド)」は計5人の体制で、社会保険・労働保険の手続き、給与計算、助成金申請、就業規則の作成など社会保険労務士業務全般を行っています。私は、人事労務相談、就業規則の作成・改定から労使間のトラブル対応など、コンサルティング業務の部分を受け持っています。 今後の社会保険労務士は、労働法分野の弁護士のような役割がますます増えていくでしょう。しかし私たちの役割は、弁護士のように労働者や使用者の代理として紛争に決着をつけることではなく、紛争を円満に解決することです。話し合いを通じた円満な解決をお望みならぜひ私たちにお任せいただきたいと思います。
「社会保険労務士法人 人事AID」とは珍しい法人名ですね。
名前の由来はバンドエイドです。ちょっとした怪我に備えた常備品ですね。怪我そのものを治すわけではないけれど、その部分が自然に治るまでの間、痛くないようにカバーするという働きは社会保険労務士の仕事と同じだと思います。もし、会社の労使間に傷が付いてしまったら、治るまでそこをそっと覆うのが私たちの仕事です。人には元々治癒力が備わっています。会社という組織も同じです。お引き受けした仕事を進めていく中で、会社の傷も自然と癒えていたというのが、私たちが考える理想の仕事のあり方です。 会社には培われてきた歴史風土があり労使にはそれぞれの立場があります。これを外科的手術で変化させるのは社会保険労務士の仕事ではありません。なるべくそのままの形で会社内の円滑な人間関係が安定的に築けるようお手伝いをすることが、私たちの役割であると考えています。
お客様に喜ばれたエピソードがありましたらお聞かせください。
従業員とのトラブルの相談をお受けしたことがあります。小さな会社で社長の右腕のような立場の方が「会社を辞めます。未払いの残業代を支払ってください」と。何故そのような状態になってしまったのか。お話を聞いていくうちにわかったのは、本当の原因は社長も気付いていなかったある出来事だったということです。社長自らが気付き、学べば、同じ失敗を繰り返すことはありません。トラブルを解決し、今後起こりうる問題についての準備もすることができたと大変喜ばれました。コミュニケーションを通じて紛争を未然に防ぐ役割が社会保険労務士にはあるのだということを、私自身も学んだ案件でした。 また、1.年かけて人事制度のお手伝いをした会社がありました。ここでは社長が従業員の現実に引っ張られ、理想としての企業理念がなかなか定まりませんでした。もうこれで最後ですよというときに、社長が取り出した文章を読んで涙が出るほど感動したのを覚えています。そこには会社が従業員とともにどう歩むかがはっきりと書かれていました。この文章は今この会社の正面玄関に掲げられています。こんな仕事は本当にやりがいがあると感じています。
依頼をされて困った案件はありますか?
人事制度の丸投げは基本的にお断りをします。お客様が会社をどのようにしていきたいのか?それが解らないままでは私たちもお手伝いできません。きちんと話し合う時間を持ち、法律を守った上で仕組みを作成し、実際に運用し・・・というステップを踏んでこそ、会社の発展に結びつくのだと私たちは考えます。私たちはアドバイザーにしかすぎません。あくまでも会社が主役なのです。
事務所の特筆すべき点がありましたら教えてください。
まず職員に対するガラス張りの経営でしょうか。売上や経費を職員に公開し、何でも話し合いを通じて実行するようにしています。小さな規模の事務所だからできるのでしょうが、正直なところ拡大はあまり考えていません。現在の態勢でできる範囲の仕事を誠心誠意こなしていく。それがなによりも重要です。今の職員はいずれ社会保険労務士としてこの法人を担っていく大切な宝ですから、今後も様々な経験を積み成長していって欲しいと願っています。 人が生きていくうえでは、勝つも負けるも大儲けも大損もない。結局最後は同じところへ辿り着くのではないでしょうか。人事トラブルで悩んでいらっしゃる時には、社長もこの世の終わりだと落ち込んでしまうかもしれません。でも後で振り返ってみると、ひとつのエピソードに過ぎないのです。人生はプラスマイナスゼロ。私はそう考えていますし、職員にもそう考えてもらえたらいいなと思っています。 また、幅広いネットワークを持っているのも事務所の特筆すべき点だと言えます。法人のパートナー太和田とは、渋谷区の相馬先生の合同事務所で出会いました。相馬先生は「労務管理研究会」という勉強会を主催されており、声がかかれば講義をさせていただく形でお手伝いをしております。 先輩の佐藤先生は、年金問題にとても詳しく頼りになります。この分野が得意ではないこの事務所の良き相談相手です。また、適格退職年金移行の設計を得意としている同期の仲間もおり、心強いですね。お客様に信頼できる専門家をご紹介することも私たちの役割ですから、他の士業の方々も含めた幅広いネットワークはこの事務所のもう一つの財産です。
今後力を入れて行きたいのはどの分野でしょうか?
現在太和田が「アサーティブトレーニング」という自己主張訓練技法を勉強しています。アサーティブもコーチングも、人間関係を円滑にするための重要なスキルと考えています。 また私も太和田も廣田弁護士主催の「紛争解決学講座」の第1回修了者です。現在、社会保険労務士の業務には一定の条件の下で個別労働紛争における代理人としてのあっせんの申請や和解文書の作成が加わっていますが、私は代理人として紛争の決着を目指すのではなく、紛争の根本的解決をお手伝いするのが私たちの本来の仕事と考えています。そのためのスキルは今後も伸ばしていきたいと考えています。
社会保険労務士を目指したきっかけについてお話ください。
サラリーマン時代は、製造業で資材購買部門を担当していました。会社の労働組合の代表を私がやることになりまして、いざ取り組んでみると、自分の給料がどのように決められているのかも解らない、何とかしませんか?と会社に提案しました。この時に、組合と会社の間でアドバイザーとなっていただいたのが社会保険労務士でした。その後、二年半ほどこの方の仕事を見ているうちに、面白い仕事だなあ、自分もやってみたいと考え勉強を始めました。人事や総務の経験はありませんし、年金なんて問題外でした。当時は自信など全くありませんでしたが、2000年に資格を取得し翌年に開業、2007年に法人化し、現在に至っています。
趣味についてお伺いします。
スキーが好きで、八方尾根のSAJ1級を持っています。社会保険労務士の試験は合格率10%未満と聞き「難しいかもしれない・・・」と心配になりましたが「1級合格率1〜2%の八方尾根で合格できた!自分ならできる!」と信じ、チャレンジしたことを今でも覚えています。 雪がないシーズンは山に入り岩魚釣りを楽しんでいます。静岡県出身なので清水エスパルスのサポーターとしてスタジアムにも行きます。 仕事とプライベートをうまく分けて、気分転換をするようにしています。
ちょっとした疑問もすぐに解決できます。
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