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この記事の社労士のコメント 1 件
2022.09.22
トラック運転者 休息期間の下限は9時間<労政審・作業部会報告>
労働政策審議会の作業部会は、トラック運転者の労働時間等改善基準告示の見直しに関する報告を取りまとめた。現行基準で継続8時間以上としている1日の休息期間について、継続11時間以上を基本としつつ、9時間を下限に設定するのが適当とした。ただし、泊まりを伴う長距離運行に例外措置を設ける。運行途中の休息の下限を8時間とし、運行後に継続12時間以上の確保を求める。1カ月の拘束時間は「原則284時間まで、最大310時間まで」に見直す。現行よりも順に9時間、10時間の短縮となる。
2022.09.19【労働新聞】 記事提供:労働新聞社
このニュースへの社労士のコメント
橋本社会保険労務士事務所 橋本 和隆 No.115 | 2022/10/16
令和4年10月11日の労働政策審議会労働条件分科会において、自動車運転者の労働時間等の改善のための基準の在り方について(報告)がなされ、ハイヤー・タクシー運転士は、拘束時間288時間(現行299時間)、休息時間11時間(現行8時間)、トラック及びバス運転士は、拘束時間281時間(281時間)、休息時間11時間(現行8時間)などが示された。これにより、改善基準の見直し案で示されたことで、使用者はシフトの見直しなど早急な対応が必要です。社労士は、その助言ができますのでご活用ください。