- 東京都
社会保険労務士法人 アジア経営革新等支援機関
工藤 裕徳
弊所では、大手金融機関のサービスと遜色ない知的サービスを提供することを基本方針に置いております。また、社労士として対応可能な業務範囲に留まらず、中小企業様のよろず相談所になるべく、常に情報のアップデートを欠かしません。よく企業は、「ヒト・モノ・カネ」と言われますが、このうち「ヒト」と「カネ」に関することは当社で解決できることを目指しております。
事務所名に「国際」と付けたのは、これまでフィリピン・タイで仕事をしていた経験を活かし、外資系企業様の日本進出、あるいは日系企業様のアジア進出の手助けをしたいという思いからです。日系・外資系の区分を問わず、まずはぜひご相談ください。
所在地 | 〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-17-7 廣田ビル402号 |
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対応可能地域 | 東京都 |
WEBサイト | http://www.kudokokusai.com/ |
インタビュー
◆中心とされている業務についてお伺いします。
弊所では主に「助成金申請代行」や「労働相談業務」、「年金脱退一時金に関する手続き」を取り扱っております。英語での対応を強みとしていることから外国人労働者の方からのご相談も多く、先ほど申し上げた年金に関する手続きをはじめとして、最近では「融資の申請代行」のお話も承っております。
また、同じく英語対応の強みを活かした「日系企業の海外進出支援」や「外資系企業の日本進出支援」、それに伴う「英文での就業規則等労働関係諸規程の作成」を取り扱うほか、社労士事務所としては数少ない「登録支援機関」として、外国人労働者の方と受入れ企業様をサポートしております。
◆グローバルな対応に強みがある社労士は貴重ですね。
近年では、日本の生産性人口の減少に伴う労働力確保のため、外国人労働者の採用も増加しております。しかし、それに付随して、明確な労働条件の提示や、外国人労働者の仕事に対する認識の共有などが必要不可欠であり、しっかりとしたコミュニケーションが取れなければ、労使トラブルを招いてしまいます。
私が役員を兼任している併設のコンサルティング会社では、ネパール人とベトナム人のコンサルタントが在籍しており、外国人労働者に対するマーケティングからサポートまで彼らが対応しておりますので、日本人としての一視点に留まらず、多彩な視点から企業様のご支援が可能です。
◆ご開業までの経緯も気になります。
事務所の開業は2018年3月でしたが、社労士の資格自体は20年ほど前に取得しておりました。当時は信託銀行に勤めており、企業年金の仕事に携わっていたことから様々な企業の人事部の方と接点がありました。そのことが、社労士業務について勉強をするきっかけでしたね。
すぐの開業をしなかったのは、会社員としても「海外勤務をしたい」という想いがあったからです。そのため、転職を経て、フィリピンでは現地法人取締役、上海では合弁企業監査役、バンコクでは駐在員事務所長として、各国を渡り歩いておりました。
そうして海外への赴任を終えて日本に戻ったとき、会社員として「やり切った」という達成感と、「何か新しいことにチャレンジをしたい」という考えを持ったため、サラリーマン時代に取得した資格を活かして社労士事務所を開業した、というのが、これまでの経緯です。
◆労務だけではなく、経営や財務に関する視点もお持ちとは、大変心強いですね。
お話しした銀行での経験のみならず、そのほかにも証券会社での勤務を通じて、経営者側の立場で企業の財務分野にも関わってきた実績があります。お客様へ “単純な労働法の話” だけではなく、経営面・財務面も含めたトータルソリューションをご提供できることも、他にはない弊所の強みの一つです。
◆今後の事務所の方向性はいかがお考えでしょうか。
これまでは助成金の申請代行や、入退社の手続きなど、ご相談事項が発生したときにご依頼をいただくことが多かったのですが、今後は定期的に発生するような手続き業務の受託件数を増やしていきたいと考えております。特に「給与計算業務」は月々必ず発生するものですし、弊所で全面的に引き受けられるようになれば、お客様のご負担を大きく減らすことが可能です。さらには長くお付き合いをいただくことも、お客様がどのような状況であるのかのより深い理解につながると考えますので、労務・財務・経営面の包括的なサポートを磨いていくことが、今後目指す方向です。
そのほか、東南アジア方面に進出を計画される日系企業のお客様に対し、「現地法人で発生する労務問題」などのお困りごとにも携わっていければ、事務所としての強みを最大限に活用してお客様への貢献が出来るとも考えております。すでにミャンマーでは、現地コンサルティング会社の「TRUST」と連携し、サービスの提供を開始しました。その例に続き、今後はまずフィリピンでのお話をお引き受けできるよう、体制の構築を検討しております。
◆ありがとうございます。最後に、趣味についてお伺いします。
ラグビーの試合を観に行くことですね。特定の条件を持った選手のみが有利になるのではなく、技術やフィジカルなど、選手ごとに異なる強みが噛み合うことで、勝敗を分けるのです。158cmの選手が190cmの選手を相手に果敢にタックルし、競り勝ったりする。そうした「選手の多様性」が面白いなと思っております。特に大学ラグビーの試合を観に行くことは、毎年秋冬の楽しみにするほどです。
あとは趣味ではないのですが、ワーケーションにも興味があります。今はなかなか国々の行き来が難しいですが、1ヶ月くらい海外で仕事をして、仕事の合間に少しだけ日本へ帰ってくるような、そんな生活もいつかしてみたいですね。
ちょっとした疑問もすぐに解決できます。
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