- 大阪府
くぼた労務行政事務所
久保田 潔
就業規則雇用管理人事・賃金制度助成金社会保険・福利厚生就業管理人事コンサルティング
当事務所は、賃金制度、評価制度構築等の人事コンサルティング、及び就業規則作成、変更等の人事労務管理を中心にしており、また、現在約120社の企業様に対して労働社会保険各種手続、給与計算業務を行っております。対象企業に関しては、30名程度の中小企業から、1000名を超える上場企業まで幅広く、業種についても、製造業、小売業、IT関連企業、介護事業、建設業、宅建業等が中心となっております。当事務所従業員の平均年齢は31歳と非常に若く、顧客企業様に対して誠実に、且つ全力で支援することをモットーとしています。
保有資格
行政書士
経歴・実績
昭和45年10月6日生 平成11年8月開業
顧問先事業所数 約120社(平成21年9月現在)
実績:評価制度コンサルティング 年間約20社
賃金制度コンサルティング 年間約25社
就業規則作成、変更 年間約40社
関与先事業所数 約170社(平成21年9月現在)
所在地 | 〒530-0044 大阪府大阪市北区東天満1-7-17 東天満ビル5F |
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対応可能地域 | 大阪府全域・兵庫県(西宮市、芦屋市、伊丹市、尼崎市、宝塚市)・京都府全域 |
得意業務 | 就業規則, 雇用管理, 人事・賃金制度, 人事考課, 賃金制度, 助成金, 社会保険・福利厚生, 健康保険, 厚生年金, 国民年金, 労災保険, 雇用保険, および 就業管理 人事コンサルティング |
得意事業規模 | 1~10人, 11~30人, 31人~50人, 51人~100人, 101人~300人, 301人~500人, 501人~1,000人, および 1,000人以上 |
WEBサイト | http://www.k-roumu.net/ |
インタビュー
社労士になられたきっかけをお聞かせ下さい。
サラリーマン時代に、スキルアップという気持ちで行政書士の資格を取りました。行政書士の勉強をすることによって社労士の仕事内容も段々分かってきましたので、次は社労士の資格にも挑戦しようと考えたのです。合格をしたら独立しようと心に決めておりました。現在は両資格を兼業しており、事務所名も「労務行政」としています。
前職が広告代理店の営業と伺いましたが、その経験が社労士の業務に役立っている部分はありますか?
一つ目は顧客です。サラリーマン時代から仕事でお付き合いがあり、独立してご挨拶に伺った際に仕事を下さった方や、仕事には直接繋がらなくても気にかけて電話をくださるような関係の方もいます。ありがたいことです。 二つ目は、サラリーマンの経験がありますので、働いている社員の気持ちがよく分かるということです。就業規則の作成や人事制度を構築する業務にも、非常に役立っていると思います。
「働いている社員の気持ちがよく分かる」というのは重要ですね。
経営者が創業者、または二代目、三代目という会社の中には、サラリーマンの経験がない方が結構いらっしゃいます。中小企業の方が多いのですが、サラリーマンの本当の気持ちや心情が分かっていないケースが多いのです。給料が高ければよく働くだろうという感覚でいらっしゃる。その際には「給料の問題だけではない、社員をもっと評価しなければいけませんよ」とアドバイスをしています。歴史がある企業はある程度、人事制度や評価制度が確立されていますが、新しい企業は経営者のオーラやカリスマ性が強く影響します。従業員とのギャップが大きくならないように気を配るべき部分です。
ホームページには、人事制度構築の際のベースとして、成果主義を大きく標榜されていますね。
成果・能力・プロセスを評価対象にするのが主流だと考えております。依頼を受け提案をする際に、まず経営者の方に見て頂かないといけませんので、分かりやすく成果主義を謳っているのです。実際に成果主義を何処まで入れていくのかは、その会社の実情によって変わってきますので、しっかりとしたヒアリングが必要です。
社労士として、理想と現実の狭間で悩んだというケースはありますか?
普通は、ある程度人事制度や賃金制度が確立されていて、改定・改善というかたちで依頼を受けますが、中にはクライアントの注文や意図が全くないケースもあります。このような場合には、かえって自分の考えているものが出来ないことが多いですね。こういう内容で作れたら理想的だと考え勢い込んで提案しますが、なかなか思い通りに出来ないのが現実です。これも一つのステップと考えて、その後もお付き合いを続けながら、次の改善のタイミングを見計らって提案をさせていただいております。
事務所の特長として、CUBIC(キュービック=適性診断)を挙げられていますね。
今までは、人材の採用や配属の際、面接や過去の経歴で判断することがほとんどでしたが、この方法では適性は判断できません。人には必ず「向き不向き」があります。不向きな職場に配属されればその人は不幸ですし、会社にとっては人材の損失になりかねません。このCUBICは、採用の適性検査をはじめ現有社員適性検査の機能がありますから、社員の活性化、組織の診断など様々な角度から企業を分析できる画期的なツールです。もちろん分析と評価、回答というコンサルティングは私共が行います。
今後「くぼた労務行政事務所」を、どのような事務所にされたいとお考えですか?
営業理念としては、「中小企業での従業員に対する正当な評価と、その評価に対する適切な処遇が行われる人事システム構築の支援を行うことにより、企業の人材に関する諸問題を取り除くとともに、社員の就業意欲を最大限に引き出すシステムを提供し、競争社会における勝ち組企業になるための支援を行います」と掲げました。理念ですから堅苦しい表現ですが、端的に言いますと「社長一人だけを喜ばせるような仕事はしない」ということです。社員にしてみれば、社長の意思であれば納得出来ない仕事もしなければならない。しかし、社長は反対でも、会社全体が発展するためにはベストな選択ということが結構あるのです。ですから社員にも、「たとえ電話口でも言うべきことは言いなさい。怒られても構わない」と指導しております。 事務所としては、当然、規模を拡大していきたいと考えております。私もスタッフも年齢的に若く、30年〜40年の実績がある事務所に比べると、盤石な体制でないことは確かです。我々も常にスキルアップする必要がありますし、地域にもっと貢献をしていきたい。もちろん顧問先も増やしたいし、仕事も確立された形できちんと築いていきたい。やりたいことはたくさんあります。現在は、人事労務制度関係の業務も私一人で携わっている状態なので、今後は社員を育成し、どんどん活躍出来る環境を整えていくべきだとも考えております。今まで積み上げてきた歴史と同じ年数の8年先が目標でしょうか。もっと早く達成出来るといいですね。
最後に趣味についてお伺いします。
「趣味は?」と聞かれて、躊躇なくゴルフと答えられるようになったのは、ここ2〜3年です。それまでは文字通り付き合い程度でした。家内もゴルフが趣味ですし、事務所のスタッフも含め一緒に楽しんでおります。
ちょっとした疑問もすぐに解決できます。
お気軽にご連絡ください。