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社会保険労務士・中小企業診断士久保事務所
久保 英信

就業規則雇用管理人事・賃金制度社会保険・福利厚生労務相談就業管理
創業期の会社にてサービス企画・開発や経理業務・経営企画業務に従事した経験や中小企業診断士としての支店から、賃金制度等の人事施策を立案する際は、経営戦略や経営環境にそった提案を行うよう心がけています。
また、創業期の会社やITベンチャー企業での就業経験によって、成長企業に特有の経営課題に精通しています。
給与計算・社会保険手続業務については、業務を受ける前に業務分析とプロセス改善を実施し、業務の効率化を再現する事で満足度の高いサービスを提供します。
コンサルティングや労務相談では、経営環境、経営者のポリシー、従業員の重いを把握し、会社様の現状に即した提案を実施します。
保有資格
中小企業診断士 衛生管理者(2種)
経歴・実績
大手不動産会社系列の人事シェアードサービス会社、インターネットサービス会社等で人事制度、評価制度、賃金制度といった制度設計・運用業務や、人事管理、労務管理から給与計算、社会保険業務、人材採用などの実務を経験。加えて、子会社の新設や企業グループ再編、M&A関連業務といった企業グループ人事管理にも従事。
所在地 | 〒101-0032 東京都千代田区岩本町3-3-13 グレンパーク秋葉原イースト202 |
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対応可能地域 | 東京都全域・埼玉県全域・神奈川県全域・千葉県全域 |
得意業種 | 小売業, 情報、通信業, 金融、保険業, および 飲食業 |
得意業務 | 人事・賃金制度, 人事考課, 健康保険, 労務相談, 労災保険, 厚生年金, 国民年金, 就業管理, 就業規則, 社会保険・福利厚生, 給与・賞与, 賃金制度, 雇用保険, および 雇用管理 |
得意事業規模 | 1~10人, 101人~300人, 11~30人, 31人~50人, および 51人~100人 |
WEBサイト | http://www.kubo-office.jp/ |
インタビュー
中心とされている業務についてお伺いします。
多くのお客様は顧問契約を結び、手続き業務や給与計算等をお任せいただいております。スポット業務としては、就業規則についての相談が多いでしょうか。また、相談業務に限定した顧問契約を結び、何かあった時にはアドバイスをするといったスタイルを選ぶ方もいらっしゃいます。基本的には手続き、給与計算、労働法務関係の業務がメインになっております。それに加えて、中小企業診断士の資格も持っていますので、経営コンサルタントの業務も全体の2〜3割はございます。税理士さんが行うような会計の部分についてではなく、経営改善、経営革新に関するアドバイスをさせていただいています。どちらも「人」や「組織」に関する仕事ですから、双方の知識があることがお役にたてる範囲を広げていると思います。「人」を入り口にして、経営理念、経営戦略、組織の活性化、人の評価など、幅広くお手伝いをさせていただきたいと考えております。
事務所の特徴やアピールポイントはありますか?
独立開業する以前は企業の人事部門に長く勤めており、現場のことはよく分かっていますので、実態に則したアドバイスをさせていただくことができます。しかし、色々考えて判断し、最終的に決断を下すのは会社の社長さんです。「こうしなさい」と指示をするのではなく、「こういう場合はこうなりますよ」と、経営判断が正しくできるような情報を提供することが私どもの役目であると考え、日々業務を遂行しております。
お客様に喜ばれたエピソードはありますか?
洋菓子の製造小売の会社を経営している社長さんから、経営理念についての相談をお受けしたことがあります。非常に勉強熱心でしっかりとした考えをお持ちの方で、本場のフランスなどでも修行をしていらっしゃいました。お店が開店して数年たった頃、経営も順調でスタッフも増え、多店舗展開を考えるなら今後の方向性をしっかり定めた方が良いと思われたそうです。漠然とした目標はおありでしたから、インタビューをし、細かな質問を繰り返してポイントまとめていきました。最終的にでき上がった経営理念を見た社長さんが「自分が言いたかったことはこれだ」と非常に喜んでくださり、私自身も清々しい達成感を味わった案件でした。
社労士としての信念をお聞かせ下さい。
あくまでも主役は会社さんであって、そこで働いている従業員の方々です。その会社が適正な経営判断ができるように、従業員の方々が力を発揮できるように、しっかりとした専門知識に裏付けられた提案をしていくことが私どもの仕事であり使命だと考えております。また、事務所の運営理念を定めています。そのなかで3つの行動原則を掲げています。 一つ目は、「公明正大」です。法で特別な立場を与えられている者の当然の義務だと思っております。社会通念などに照らして適切で公平・公正な業務を実施し、不正やごまかしを決して行わないとしています。二つ目は、「他者への尊重」です。物事は常に多面的で複雑な要素がありますので、一つの考え方を押し付けるのではなく、相手の立場に立った問題解決をしたいと考えております。三つ目は、「プロフェッショナルとしての矜持」です。人に関する業務を行う責任の重さと内容の奥深さを理解し、そのことに誇りを持って行動したいと考えおります。このような行動を心がけ、業務を行うことで世の中の役に立ち、貢献できるようになることが私の信念であり、目標です。
久保先生は、企業における「人」を非常に大切に考えていらっしゃるのですね。
「人」は経営資源の中でも最も重要であると考えています。会社の成長にためには「人」の力が必要不可欠です。働いている人それぞれが「どのように成長していきたいか」を主体的に考え、働く意欲や喜びを見いだすことができれば、仕事の能率も上がり、会社の繁栄に繋がると考えております。では、従業員が前を向き働きたいと思える環境作りのために、我々社労士ができることは何でしょうか。唯一無二の正解はないと言っても過言ではありません。別の会社から見ればやや違和感のあることでも、ある会社にとってはフィットする施策もあると考えます。あらゆる可能性を最初から否定するのではなく、幅広い視野で柔軟に思考し、適切なアドバイスをしながら、望ましい結果を二人三脚で導き出すお手伝いをしたいと思います。こちらの提案にも積極的にご意見を述べて頂きたいですね。様々な議論がブラッシュアップされていき、最終的にひとつのものが作り上げられていく作業はとても大切なものだと考えているからです。たとえ第一印象で違和感を感じても、なぜそのように考えるのかと話し合う道筋に、より良くなるヒントが隠れている場合もあると思います。
今後の事務所の方向性についてはいかがお考えでしょうか?
開業して丸2年が経過しましたが、お陰様で顧問先も増え、経営は安定してきました。お客様との信頼関係も築くことができつつあります。皆様のお役にたてる社労士でありたいと願っています。次のステップとしては、職員を雇用して安定した事務所運営を目指します。現在は一人ですから、お客様からしても不安な部分があるかもしれません。近い将来にはスタッフを増やし、バックアップがとれる状態にしていきたいと考えております。昨今は個別労働紛争も増え、お困りの方も多くいらっしゃいます。弁護士さん等の横の繋がりもございますので、うまく連携を取り、トラブルの的確な解決策を提案できればと考えています。また、人事コンサルティングについては、中小企業診断士として経営戦略や経営理念の視点からも一緒に考えさせていただいて、人事戦略・人事制度まで落としこんでいくという仕事も今以上に行っていきたいと思っています。
趣味についてお伺いします。
ゴルフやスキューバダイビングなど体を動かすことが好きですね。どちらもセルフマネジメントが問われるスポーツだと思っています。ゴルフのルールは、自己申告の上に成り立っているとも言え、不正行為をしようと思えば比較的容易にできてしまいます。そうしないように自らを律することが大切だと感じています。スキューバダイビングは水の中で不自由な動作を強いられる、不自由なスポーツなのかもしれません。動作に制約がある中でも、周囲の状況に応じて行動し、不測の事態が発生しても平常心を保ち、自分を律することが求められるスポーツだと思います。
ちょっとした疑問もすぐに解決できます。
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