- 東京都
社会保険労務士事務所ライトハウス
戸國 大介

就業規則雇用管理人事・賃金制度安全衛生労務相談就業管理
ライトハウスは労務力+心理力で労働問題のない、活力のある職場づくりを支援する社会保険労務士事務所です。ライトハウスの強みは、次の3つです。
①労働問題の予防といきいきとした職場づくりに強い社会保険労務士
②研修、メンタルヘルス、ハラスメントに強い社会保険労務士
③労働法と心理学の両面でいきいきとした職場づくりを実践している社会保険労務士
具体的業務は、相談顧問、メンタルヘルス・ハラスメントの予防・対策、研修、ストレスチェック、人事・賃金・労働時間の対策、就業規則・社会保険手続きを行っております。
保有資格
産業カウンセラー 特定社会保険労務士
経歴・実績
社会保険労務士として、11年以上、労働問題、メンタルヘルス及びハラスメントの予防に取り組んでいます。開業前はコンサルティング会社で、100社以上メンタルヘルス及びハラスメントの予防を支援してきました。現在は、ライトハウス代表として、労務顧問、研修講師として、企業の労務管理を支援しています。



所在地 | 〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-21 |
---|---|
対応可能地域 | 東京都全域 埼玉県全域 |
得意業種 | 情報、通信業 および 人材派遣業 |
得意業務 | 就業規則, 雇用管理, 教育訓練・能力開発, 人事・賃金制度, 人事考課, 賃金制度, 安全衛生, 労務相談, および 就業管理 |
得意事業規模 | 51人~100人, 101人~300人, 301人~500人, 501人~1,000人, および 1,000人以上 |
WEBサイト | https://www.lighthouse-sr.com/ |
インタビュー
戸國先生の事務所のご紹介をお願いします。
社会保険労務士事務所ライトハウスでは、社会保険、労働保険に関する事務手続きのご支援はもちろん、最近では中小企業において『働き方改革』への対応が求められていますので、
『働き方・休み方コンサルティング』 『働き方改革対応就業規則』
『同一労働同一賃金コンサルティング』 『働き方改革セミナー』
など、企業のニーズに沿ったコンサルティングを行っています。特に、観光業や医療・福祉関連の業界のご支援には力を入れています。
中小企業においては、働き方改革はまだまだ浸透してはいないのが実情ではありますが、まずは経営者様がご負担なくお取り組みいただけることからご支援をはじめ、それが働きやすい職場づくりに繋がり、生産性が向上して企業業績の向上につながる良いスパイラルになるよう心掛けて、企業の強みや魅力を構築できるようなご提案を行っています。
今、働き方改革の注目度は非常に高いですね。
国もこの取り組みに力を入れていますので、様々な推進策が展開されています。特に助成金などは色々と拡充されているのですが、今、弊所でお薦めしているのが、『時間外労働等改善助成金』です。その中でも、『勤務間インターバル導入コース』は、よくご提案しております。あとは、東京都の助成金などですと『テレワーク関連の助成金』がすごく充実していますので、そのあたりも含めて、助成金も上手に活用した働き方改革へのご支援を実施しております。
観光業や医療・福祉業に力を入れられているのは何か理由があるのでしょうか。
旅行業については、もともと私が旅会社出身ということがメインです。ただ、旅行業界においても長時間労働などの労務的な課題は沢山あります。やはりお客様の都合で繁忙期が長時間労働になったり、休みが取りづらいというような現状を十分理解していますので、自分がお世話になった業界に恩返しができればという想いがあります。観光業界の専門誌に『TRAVEL JOURNAL』というのがありまして、旅行会社さんや航空会社さんなど、場合によっては旅館ホテルさんがご覧になるような書籍なのですが、今、『旅行業界における働き方改革』といテーマでコラムを掲載中なので、ぜひお目通しいただきたいです。あとは、“人がサービスの中心”であり、また、“人のサービスが重要”というところで、介護業界の方や、医療を支えるスタッフの方々をご支援させていただきたいと、日々活動しています。
メンタルヘルス対策にも取り組んでいるのですね。
中小企業においては、採用難というのが大きな課題の一つですが、せっかく採用しても、心の病になって短期でやめてしまうというようなケースや、どうしても長時間労働になりがちな職場であって、身体を壊してしまうというようなケースも少なくありません。私はメンタルヘルスのコンサルティングサービスの会社にも長年勤務しておりましたので、長時間労働を抑制し、その上で会社が機能するような仕組みづくりのご支援や、必要であれば、経営者様と社員の皆様との架け橋となうような取り組みを、カウンセリングマインドを活かして実施しています。
先生の事務所ではどのようなメンタルヘルスサポートを実施されているのですか。
新入社員研修にセルフケア研修を導入いただいた企業様の事例ですが、入社時に一度、そして入社から半年後に、再度セルフケア研修を行います。やはり、ある程度の期間を働いてみないと、自身の課題やストレスの対処方法など分からない部分もありますので、実際に働いて見えてきた課題も踏まえ、フォローアップを兼ねたセルフケア研修を実施します。その後に、新入社員の方々と個別面談を行い、守秘義務の範囲で、「個別の話は会社には本人の希望がない限り伝えない」という前提で、抱えている悩みなどをヒアリングします。そして、“組織全体”の話として、「皆さんこういう悩みがあったり、こういう課題を抱えてらっしゃる」という改善点を、経営者様にフィードバックいたします。経営者様には、“なかなか聞けない本音の声”を聞けるというメリットがあり、新入社員の方にとっては、“日頃言えない話を経営者に届けてくれる”というメリットがあります。また、この様な取り組みを行うことで、“この会社は社員の声を大切にしている”という、組織としての姿勢を社員に見せることができますので、経営者様からも社員の方からも大変喜んでいただいています。
抱えている悩みを誰かに相談できるという仕組みは、企業において非常に大切ですね。
中小企業では、単独で心のケアの専門サービスを受けるのは、費用面や運用の観点から難しい場合がほとんどです。そこで、社労士が顧問サービスの一環として心のケアも対応するというのは、通常の社労士の業務にプラスアルファの支援ができる。そこが、他の社労士事務所には中々ない、弊所の強みの一つです。社労士とカウンセラーが一体となってサービスをお届けしている、というようなイメージで取り組んでいます。
有難うございます。それでは次に、先生が社労士を目指したきっかけについてお伺いします。
30代になったときに、何か専門的なスキルを身に付けたいと考えていました。その当時は旅行会社の営業マンだったのですが、本社への異動と同時に、代理店の経営指導の部門に配属となりました。その時の自分は、経営のことも人事のことも殆ど知識がなかったので、その分野を色々と調べたところ、「社会保険労務士」と「中小企業診断士」という資格を知りまして、まずは社会保険労務士の資格を取ろうと考えたのがきっかけです。
その後、人事部門へ異動となり、人事制度の管理や労基署・官公庁の対応、社内研修の担当などを経験しまして、人事領域の仕事のさらなる魅力に気づきました。そこで、1社だけではなくさらに広い視点で人事労務関連の業務に携わりたいと考え、メンタルヘルスのコンサルティング会社に転職しました。
そこではストレスチェックを活用して、上場企業から中小企業まで、100社以上のさまざまな職場のストレスの分析や、企業の集団分析を活用して管理職と面談をするというような仕事を行いました。コンサルティングの分野も、大変面白いなと感じました。その後、産業カウンセラーの資格も取得しましたので、今までの経験を活かして、労務の改善というところだけではなく、労務と心理の両方で企業の支援ができると、企業にとってもそこで働く社員にとっても良いサービスができるのではないかと考え、社会保険労務士として独立しました。
開業当時を振り返ってみていかがですか。
当初は、やはり収入面がすごく厳しかったです。多少無理してでも、複数の相談の業務を受け持ったり、労働局で非常勤職員の仕事などもしました。ただ、経験という意味ではかなり上積みができたと思います。また、勤め人から経営する側になりましたので、“経営者は孤独”という意味がわかったといいますか、やはり、日々いろんな問題と相対して決断していかなければならないという立場の気持ちを実感しました。
事務所の『ライトハウス』について教えてください。
ライトハウスは『灯台』という意味です。例えば、企業が、“海を航海する船”だとしますと、経営者様が“船長”で、社員の方々は“乗組員”です。そして、航海において道先案内人の役割を担うのが、灯台です。私も、企業の成長と、そこで働く方々の道先案内人になりたいという想いを込めて、『ライトハウス』と名付けました。
これから社労士にはどのような役割が求められると思いますか。
働き方改革は、今後2026年までロードマップができているので、この先もずっと対応を求められることになります。そのような中で、人事労務の課題も増加していくことが予想されます。そのあたりのサポートも当然ですが、やはり、経営者様が取り組みたい働き方改革のご支援とともに、会社のゴールを“共に目指し”、ご支援できるような社労士が必要とされるのではないでしょうか。また、士業といった高い位置からではなく、カウンセラー的に経営者様の右腕になれるよう、社労士の枠にハマらないサポートがこれから望まれてくると考えています。
有難うございました。最後に休日の過ごし方についてお聞きします。
今はジョギングにハマっています。最近は働き方改革への対応などで、なかなか休みが取れないのですが、短い時間でも日々リセットしようと心掛けています。ジョギングは着替えて20分~30分あればでき、頭もクリアになるので、とても効率的な気分転換です。あとは、ジョギングの後にスーパー銭湯へ行ったり、犬の散歩などで気分転換しています。
また、スイーツなどの甘いものも大好きなので、有名なお店を探しに出たり、買ってきて家でゆっくり食べるなどして、気分転換しています。たまにFacebookやブログなどに甘い物特集を載せたりしているのですが、お客様にも好評なので、スイーツ社労士みたいなところも目指したい、なんて考えています。
ちょっとした疑問もすぐに解決できます。
お気軽にご連絡ください。