- 愛知県
社会保険労務士法人いろは
石川 時久
所在地 | 〒451-0031 愛知県名古屋市西区城西4-11-18-3F 第1セイコウビル3階 |
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対応可能地域 | 愛知県 |
インタビュー
お得意の業種や、特化している業界はありますでしょうか?
特定の業界や業種には限定せず、様々な分野のお客様を幅広くサポートしていますが、その中でも、愛知県の地域的な特色として製造業のお客様からのお声掛けが多い印象があります。
また、医療業界のお客様も、縁あって紹介いただき、ご支援する機会が多いです。
お客様への業務対応は、どのような体制で行われていますか?
お客様の企業規模や必要とされるサービス内容によって、柔軟にご支援できるよう、フレキシブルなチーム体制を取っています。例えば、私とスタッフの2人体制でお話を伺うこともあれば、場合によってはスタッフをさらに配置し、より手厚いサポートをご提供する場合もあります。
また、どのような体制であっても、お客様との会話においては「分かりやすく、丁寧なコミュニケーション」を心掛けています。具体的には、聞きなれない専門用語を避け、お客様にわかりやすい言葉でお伝えするなどです。
この心掛けは強制的な方針ではなく、弊社のスタッフ全員が自然に共有している価値観であり、弊社のサービスの質を高める上で非常に重要な点だと考えています。
お客様に寄り添った対応を第一にされているのですね。
そうですね。お客様との仕事において、ベースとなっている点だと思います。
正直なところ、弊社は派手なアピールポイントや、ひときわ目立つオンリーワンの特徴を持っているわけではありません。特定分野に特化したサービスやセルフブランディングで差別化を図る事務所が多くある昨今、このように言うのは少し不思議に思われるかもしれません。
しかしその分、基本に忠実で、安定した品質のサービス提供に専念しています。お客様からのご要望に対して、何をすればお客様のためになるのか、つまり「サービスを提供する側として、普通のことをただ一生懸命にやる」という姿勢自体が、ある意味での珍しさとして、お客様の目にも留まれば嬉しいですね。
貴社名の「いろは」という言葉も、そのような想いが由来なのでしょうか。
いえ、社名に関しては開業当時のフィーリングが大きいです(笑)
社名を考えるにあたって重視したいと考えたのが、「親しみやすさ」でした。お客様が社名を文字でご覧になった際に、横文字よりもひらがなの方が、より柔らかく親近感を持っていただけると考え、まず『社名にひらがなを使う』ということを決めました。
そのうえで、実際にどんな単語を使うべきかを考えていたところ、ちょうど目に入ったのが、よく飲んでいたペットボトルの天然水飲料だったんですね。その飲料も、ナチュラルかつ柔らかいイメージで広く親しまれていたことから、そのイメージにあやかって「いろは」と名付けました。
資格取得や開業までの経緯もお聞きします。
新卒で入社した会社を2年程度で退職した後、しばらくは自由な働き方を選びました。その期間を過ごすうちに、「何か専門的なスキルを身に着けて仕事をしたい」と考えるようになり、挑戦できる資格を探した結果、社労士の資格に行きつきました。
実は、社労士を選んだ理由は、自分にとって手が届きやすい資格であると直感したからというくらいで、明確なビジョンを持っていたわけではありませんでした。ただ、新卒入社の会社を退職する際、社会保険や有給休暇といった労働関連の基本的な知識が乏しく、その点で悔しい思いをしたことがありましたので、その経験が、無意識のうちにこの分野への関心を高めていたのかもしれません。
資格取得後は、社労士向けのシステムを取り扱う会社で、ソフトウェアの開発に従事することを通じて、実務の理解を深めました。独立にあたっても、これまで正社員としての働き方はすでに経験したことから、これまでとは違う働き方を求めて、自分のビジネスを立ち上げることにした、という経緯です。
今後の貴社の展望についてもお聞かせいただけますか?
大きくは2点考えています。
まず1点は事務所の拡大です。お客様への支援体制をより充実化させるため、10名体制を目標に日々励んでいます。
もう1点として、現在、事業の多角化を模索しています。これは、単に収入源を増やすという理由だけではなく、もしもの時にもお客様に安定したサービスをご提供できるよう、事務所の基盤を強固なものにするためです。まだ具体的な方向性は定まっていませんが、社労士と合わせて行政書士の資格も所持していますので、併設事務所の開所など、社労士業と親和性の高い新たな事業を見つけ出せればと思っています。
最後に、お客様へのメッセージをお願いいたします。
お客様を支援する方策の中には、メリットは大きいものの、必ずしも実を結ばない可能性を伴うものもあります。お客様を確実にサポートできるか不透明というリスクや不安もあり、本音としてお話すれば、そのような方法を避けたいという考えもゼロではありません。
しかし、その方法を避けることでお客様のご要望に応えないということは、お客様に対して不誠実であると考えています。
先ほどお話ししたように、お客様からのご要望に対して、何をすればお客様のためになるのかをひたむきに考えた結果、お客様のためになることであれば、リスクのある方法であっても、積極的にご提案をするのが弊社の使命です。
お困りのことがあれば、ぜひ一度、弊社へお話をお聞かせください。
ちょっとした疑問もすぐに解決できます。
お気軽にご連絡ください。