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小川社会保険労務士事務所
小川 賢

就業規則雇用管理労務問題助成金社会保険・福利厚生労務相談就業管理
こんにちは。社会保険労務士の小川賢です。私は、従業員さんが1人~20人規模の小規模事業の社長さんを応援する法律の専門家です。特に、社長さんと従業員さんが同じ方向を向いて全力で駆け抜ける仕組みを作っていくことを心がけてアドバイスさせていただきます。



所在地 | 小川社会保険労務士事務所 150-0011 東京都渋谷区東2-12-5 アトリエスト6 |
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対応可能地域 | 東京都全域 |
得意業種 | 小売業, 卸売業, 飲食業, および 情報、通信業 |
得意業務 | 就業規則, 雇用管理, 労務問題, 助成金, 社会保険・福利厚生, 労務相談, および 就業管理 |
得意事業規模 | 1~10人 および 11~30人 |
WEBサイト | https://ogawa-sr.com/ |
インタビュー
はじめに小川先生の自己紹介をお願いします。
社会保険労務士として12年活動しております小川賢(オガワサトシ)と申します。普段は中小企業の会社さんが困りがちな社会保険の手続きや従業員さんとの人事・労務の相談対応、そして人を雇う上で切り離せない助成金を活用した労働環境改善のご提案などにも力を入れております。
特に、昨今のコロナ禍で苦しんでいる日本全国の経営者さんや従業員さんを少しでも助けるべく、政府が特例を発表した『雇用調整助成金』をはじめとした助成金申請のご支援に、全力で取り組んでおります。
助成金申請の問い合わせは急増しているとお聞きします。
そうですね。特に、飲食業界の厳しい実情を伺う機会が非常に多いです。私どもは提携している行政書士事務所が飲食業様のサポートをメインとしているため、そういう生の声をたくさん伺うことがありました。
飲食店を開業して間もなく今回のコロナの影響を受けてしまい、「従業員の賃金の支払いなどに困っている」といったご相談も多くいただきました。弊所では、そのような状況のお客様に、少しでもお力添えできるよう、既存の顧問先様に限らず、新規のお客様のご相談でも可能な限り精力的にお受けしております。実際に申請代行させていただいたお客様方は「厳しい状況の中、従業員の雇用継続に活用できた」との感謝のお言葉をいただいております。
助成金によってコロナウイルスの影響による抜本的な問題が解決するわけではございませんが、お困りの経営者様がいらっしゃいましたら、まずは弊所までお気軽にご相談いただければと思います。
その他の助成金活用事例もお伺いします。
弊所で提案実績が多いのは、『キャリアアップ助成金』と『人材開発支援助成金』ですね。簡単にご説明しますと、キャリアアップ助成金は、非正規雇用の労働者の方に対し、企業内でキャリアップを促進するための取り組みを行うと支給されるもので、人材開発支援助成金は、労働者のキャリア形成を効果的に促進するため、職務に適した職業訓練等を受講させた場合に支給されます。
例えば、中途採用の契約社員の方が非常に頑張っており、ご本人も、「ここの職場で長く働きたい」といった際に、双方より良い形で長期的に働けるよう、キャリアプランも含めて、正規社員への雇用転換を助成金の活用をしながらご支援させていただいております。
就業規則作成のご提案にも力を入れていらっしゃるようで。
実は、私が一番こだわっているのは就業規則の提案だったりします。というのも、助成金申請の相談などでも就業規則をチェックさせていただく機会があるのですが、正直に申しまして、インターネットにアップされているようなひな形や、厚生労働省が公開しているモデル就業規則を自社に合わせずそのまま使われている企業様が大変多くいらっしゃいます。その場はいいかもしれませんが、何か労使トラブルがあったとき、「就業規則には何と記載されているか」が非常に重視されますので、こんなはずじゃなかったと、嘆く経営者さんは結構いらっしゃいます。
就業規則は、いわば“会社のルールの根幹”にあたります。その根幹を、ひな形のままにしてしまっては、会社の実態に見合わず、予期せぬリスクが生じてしまいます。もちろん、何かあったときだけではなく、そもそも、“そのようなトラブルを未然に防ぐ”ために、就業規則をしっかりと整備しておくことが大切なのです。
人手がなく、労務関連の法改正情報などもなかなか追えない中で、「就業規則を見直す時間なんてない」という経営者さんのご事情も十分に理解できますので、そういったお客様こそ、労務の専門家である私達にご相談いただければと思います。
では次に、社会保険労務士を目指されたきっかけをお伺いできれば。
実は、社労士開業以前は予備校で大学受験生を対象に講師をしておりました。その当時、旧:社会保険庁における年金問題が大きく取り上げられ、そのニュースについても講義で解説していたのですが、ふと「自分はどこまで年金のことを理解しているのか」ということが気になりました。そこで、インターネットなどで様々情報を調べた結果、その分野の国家資格である『社会保険労務士資格』を知りました。当初は独立を目指していたというよりも、専門知識を高めるための手段の一つでしたね。
では、もともとは独立をお考えではなかったのですね。
はい。ただ、いざ合格してみると「せっかく資格を取ったのだから、一度きりの人生、事務所を構えてやってみよう」という、チャレンジ精神が湧いてきました。
開業後は、まだ年金記録問題に揺れていた社会保険庁の機関などにおいて、「そこの管理の仕事をやってみないか」とお声がけをいただき、コールセンターの運営や職員の研修などに携わっておりました。有難いことに、このようなお声がけをいただいたように、ご紹介からその先のお客様をご紹介いただくなど、非常に多くのご縁をいただき、気づけば今日までやってまいりました。
今回のテーマとはそれますが、年金の分野であれば、障害年金なども力を入れてご相談に乗っておりますので、経営者様に限らず、個人の方のご相談までお声がけいただければ幸いです。
仕事に対する心構えや理念などをお聞かせいただけますか。
心構えというにはおこがましいですが、言われたことを機械的にやればいいや。というやり方をしない。自分も当事者としてお客さんの立場に立ち考え提案をする。ということを心がけております。ですので、お客様がお考えになられていることの1歩先、2歩先、ひいては1年先まで、『お客様の考え以上の長期的な視野で、物事を捉えてご提案する』ということを常に念頭に置いております。
例えば先程、助成金活用の事例をお伝えしましたが、今活用できる助成金をただお伝えするのではなく、5年後、10年後の、従業員のキャリアプランなども含めたその先を見据えて、助成金の活用ができる研修のご案内なども実施しております。
私のお客様には、「これから事業を拡大してどのように従業員を雇っていくか」という不安を抱えた段階の、フリーランスや個人事業主の方も多くいらっしゃいます。『どのような従業員を雇ったら良いのか、どのようにすれば自分がこの人と働けて良かったと思えるような方を雇えるか』といったノウハウは、当然ながら皆様最初はお持ちではないので、弊所では、採用シーンから、定着支援、そして従業員の長期的キャリアプランまで、会社の成長を二人三脚で支えてまいります。
今後のビジョンなどもお聞かせいただけますか。
今後は、今まで以上にお客様と共に未来を見据えて成長できるよう、より良いサービスを提供できる事務所にしていきたいと考えております。
コロナ禍において沢山の経営者様からのご相談をいただき、一件一件、親身にご対応させていただきました。その一方課題も見つかり、やはりお客さんの成長を見届けるためには体一つではキャパシティにも限界があることを痛感いたしました。そこで事務所規模の拡大や従業員の育成強化も視野に、課題一つ一つと真摯に向き合いなから、今まで以上にお客さん一人一人に寄り添える事務所を目指せればと思っております。
最後に小川先生のご趣味についてお伺いします。
私は「乗り鉄」なので、時間があれば鉄道の旅に出ています。新幹線などを使って短時間で移動するのではなく、いろいろな鉄道を乗り継いで、旅路を楽しみなから遠方まで出かけるのが好きです。そして、何よりもその地域で味わえるおいしい食事や地酒を楽しむのがとても好きです。
最近はなかなか時間をとれていなのですが、関東近辺であれば、千葉県の鴨川や銚子辺りによく足を運んでいました。おすすめなので、ぜひ一度行ってみてください。
ちょっとした疑問もすぐに解決できます。
お気軽にご連絡ください。