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井上社会保険労務士事務所
井上 節子
社会保険・福利厚生
担当するスタッフはすべて人事部門での経験者で給与計算を得意としており、労社給の処理だけでなく全体の繋がり、流れを理解しております。労社給一体型のシステムを使用していることでなお一層質の高いサービスをご提供できると思います。 システムや電子申請を活用し、質は高いまま安価なサービスをご提供することが理想です。その分社労士としての本来あるべき業務に力をそそぎたいと考えております。
経歴・実績
企業の人事部で労働社会保険、給与計算を担当。その後アウトソーシング会社で勤務し1000人規模の給与計算から大型企業の労働社会保険手続き、事務組合の労働保険手続きを経験しました。アウトソーシング会社退職後、給与計算のアウトソーシング会社を設立しました。
所在地 | 〒212-0016 神奈川県川崎市幸区南幸町3-97-402 |
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対応可能地域 | 東京都全域 神奈川県全域 千葉県全域 埼玉県全域 |
得意業務 | 給与・賞与, 社会保険・福利厚生, 健康保険, 厚生年金, 国民年金, 労災保険, および 雇用保険 |
得意事業規模 | 101人~300人 |
インタビュー
先生の事務所の受託している業務内容についてお伺いできますでしょうか。
もともと運営している給与計算の会社があって、その労務部門を見るべく社労士事務所を併設で立ち上げました。そのような経緯から、顧客は給与計算を受託している先が中心となっています。当然のことながら、得意としているのは給与計算ですが、基本的には労働保険・社会保険・給与計算の業務をセットで受託しています。あとは、労務相談などでしょうか。就業規則は良いものを提供できていると自負しています。
給与計算を強みとしているのですね。
給与計算は長らくやっているので、職員皆がかなりの知識と経験を持っています。
受託している企業の人数規模はまちまちで、大きいところで1,200名位の企業、小さいところだと1~2名の企業から給与計算をやっていますので、色々な規模に対応できますね。
また、1~2名という規模のところは大体、日本に支社があるような外資系企業などです。こういった大企業や外資系企業など様々な給与計算を経験してきていますので、給与計算への事務所の対応力は大きな強みだと考えています。
給与計算の大切なところは、「気を抜かないこと」、「手を抜かないこと」、「確認を怠らないこと」に尽きると思っています。そこに企業の人数規模は関係ありませんから、1人の企業でも逐次ダブルチェックをしてミスを排除する体制を作っています。
給与計算は、数字が正しいことは当たり前の世界です。地味な繰り返しであっても、継続して正確に提供し続けることほど、顧客に信頼いただけることはないかと思いますし、その積み重ねが評価されて、他のお客様をご紹介いただくことも多々あります。
給与計算以外で、何か事務所の強みはございますか。
セキュリティは特に力を入れています。給与計算のデータ然りですが、社労士業務は本当に重要な情報を取り扱いますから。
会社では立ち上げの時点からPマークを取得して、もう何回も更新しています。社労士事務所の方では、全国社会保険労務士会がマイナンバー対応の認証として出しているSRPⅡを取得しました。
特定個人情報を取り扱うようになったので、情報管理体制は前より強化しているところです。社労士法における守秘義務は元より、外部の方からの判断基準となる情報管理の認証取得、そして外部の方から見えない内部のことでも、一定規模の企業と同レベルのセキュリティ体制を保持すべく、事務所の設備やシステムにも力を入れています。
事務所の設備やシステムとは。
もともと、Pマークを取得するのに必要な無停電電源装置等は入れていたのですが、ファイアウォールを追加で導入しました。
あとはデータをお送りする時も、メールに添付するのではなくて、通信系の大手企業のサーバにアップロードして、そこからダウンロードしていただくという方式にしています。
また、業務システムは、前からクラウド型のサービス(社労夢:株式会社エムケイシステム社製)を使っています。事務所にサーバを置くよりも、耐火・免震構造のインターネットデータセンターにデータを入れておいた方が、セキュリティ面では安心ですから。また、このクラウド型の業務システムの機能が顧客満足に繋がっている面もあります。
どのような点が顧客満足に繋がっているのでしょうか?
クラウド上で、当事務所と顧問先とで連携できる機能がありまして、インターネット上で勤怠管理システムや給与明細閲覧などのサービスを提供し、ご好評いただいています。
また、一つの業務システムで労働保険・社会保険・給与計算のデータがシームレスに連携することや、良くある手続きを電子申請で行うことにより、顧客に対してスピーディーにサービス提供ができています。
労働保険・社会保険関係の電子公文書は印刷して、お送りしていますが、急いでいるときや給与関係の帳票は、先程お伝えしたサーバに上げてダウンロードしていただいています。インターネットを活用すれば、急ぎでも場所を問わず一瞬でお渡しできますから。
先程、就業規則のお話があがりましたが、先生の作るものには、どのようなところに特色があるのでしょうか。
例えば、最近多いのですが、うつ病になって休職した方がいらっしゃったとして、私傷病の場合は2年間休職できますという規定があったとします。休職期間が最大2年間となる訳ですが、その間会社はずっと社会保険料を負担しなければならない。でも、それは規定していれば負担する必要はないですよね。そのように会社に負担をかけないような細やかなところに目を配った規定作りを心がけています。
先生が社労士を目指した理由はなんでしょうか?
前は給与計算のみの会社で、それ以外の労務関係の業務は、何人かの社労士の方々と組んで対応してもらっていました。ただ、外部の方と連携を取っていると、どうしても時間的なロスが生じることもあったりしましたので、自身で会社と社労士事務所を併設すれば、そのロスもなく、セキュリティの面でも内部で完結できると考えて、もう自身で社労士事務所を開業した方が早いかなと思ったのが始めです。
ただ、その時に組んでいた社労士の方々とは、今も社労士業務で連携を取っています。社労士は業務分野が広いですから、専門外の業務分野の依頼があったら、その分野を得意にしている先生にお願いしています。その方が、我々もメインの業務に集中できますし、得意にしている先生が手掛ければ、より良いものを顧客に提供出来ますからね。
また、税理士の先生とも連携していまして、給与計算から年末調整までワンストップでやってもらいたいという案件があれば、税理士の先生と連携して対応しています。
現在、給与計算を核に労働保険や社会保険の手続をなさっているということですが、今後事務所をどのように発展させていきたいと考えていらっしゃいますか?
労働保険・社会保険・給与計算についての安定した顧問契約を結んで、そこで事務所の土台を支えていきたいです。そして、労務相談のレベルを高めていきながら、プラスアルファで就業規則などを受託したりする。そのようなことを通じて会社の屋台骨となっている労務の部分を支えていきたいと考えています。
最後に、先生は何かご趣味はございますか。
ちょっとした疑問もすぐに解決できます。
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