- 東京都
有限会社人事・労務
矢萩 大輔
就業規則雇用管理人事・賃金制度労務問題社会保険・福利厚生労務相談就業管理
私達のコンサルティング手法は、人事制度・キャリアの専門技術と10年間で出会った500社を超える社長さんやリーダーの方々の体験、そして人生の成功哲学の3つをベースに編み出した従業員満足・社員満足(ES)を高める弊社だけのオリジナルプログラムです。また、350社以上の導入実績を誇る人事制度・賃金制度設計ソフト「賃金士」は産学共同で開発し、企画・開発した従業員満足(ES)診断ソフト「人財士」は第34回日本経営システム学会でも発表されました。ES(従業員満足)トレーナー制度や社内ルールクリエイターなど組織活性化のための新しい施策の普及活動を目指し高く評価されています。
保有資格
行政書士 AFP 年金アドバイザー 特定社会保険労務士 キャリアコンサルタント
経歴・実績
1998年に中小企業専門の組織活性化・人事労務コンサルタント集団として設立。企画・開発した賃金制度設計ソフトは、業界ナンバーワンの販売実績を誇る。日本初のES(従業員満足)コンサルタントとして、企業の組織活性化コンサルティングや毎月数10回の講演、管理職交流会を開催している。
所在地 | 〒111-0036 東京都台東区松が谷3-1-12 松が谷センタービル5F |
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対応可能地域 | 全国 |
得意業種 | 小売業, 飲食業, および 情報、通信業 |
得意業務 | 就業規則, 雇用管理, 教育訓練・能力開発, 人事・賃金制度, 賃金制度, 給与・賞与, 労務問題, 社会保険・福利厚生, 労務相談, および 就業管理 |
得意事業規模 | 101人~300人 および 301人~500人 |
WEBサイト | http://www.jinji-roumu.com |
インタビュー
得意とされている分野についてお聞かせください。
人事・労務・賃金制度を中心としたコンサルティングの分野をメインに考えております。顧問先の規模は300名未満の元気な会社が中心です。中には1,000名を超える企業もあります。最近は社員教育に力を入れる企業が多く、人材アセスメントという手法での社員研修の依頼も増えてきています。
その分野で、“他の事務所とはここが違う”という特徴はありますか?
社労士の中で実践している方はまだ少ないと思いますが、私どもではES(従業員満足)を中心とした企業の組織づくりに取り組んでいます。つまり、仕事を通して自己の成長・人生の成功を実現するための人事制度づくりです。人事考課の点数が良かったとか、売り上げが上がったと満足をして完結するのではなく、それが自分にとってのより良い人生に繋がっていくという制度を目指しているのです。その中心となるのが「クレド」です。仕事の目標と目的の両面から会社を元気にしていく取り組みですが、ポスト成果主義として、今後、必要とされる分野であると確信しております。
「クレド」とは何でしょうか?
いわゆる「信条」です。企業にはそれぞれの経営理念やビジョンがありますが、抽象的過ぎて社員には分かりにくい。社員を本気にさせ、チーム力をアップさせるためにこの方法を用いて1人1人に具体的に示し、口・耳・手足をフルに使える状態にします。経営理念をベースに、社員自身が「この会社のどこが良いのか?」「お金以外の報酬は?」などの意見を出し合い作成していきます。細かい項目が増えていくことが、会社の活性化やより良い人生に繋がっていくのです。
また、もう一つのツールとして社員手帳もおすすめしています。社員に持たせる生徒手帳のようなもので、仕事を通して日々の成長を確認できるアイテムです。自分探しに迷って会社での価値観を見出せずにいる若い方が多いそうですが、自らのアンテナを立てれば職場のあちこちに、今いる皆さんの仕事を通じての人生の成功の花が咲いていると言うことを意識し働いて欲しいのです。キャリアコンサルタントとのコラボレーションで、仕事とは、そして人生とは何なのかを突き詰めていきたいと考えております。
それらの制度を作る際に利用しているソフトがあるそうですね。
「賃金士」「人財士」等を利用しています。ハード面ではそれらを有効活用し、ソフト面ではクレドや経営理念といった、会社の価値観・文化を大切に。両方を融合させたコンサルティングを心がけております。
顧問先に感謝された、喜ばれたというエピソードがありましたらお聞かせください。
以前、ある印刷会社で、クレドを使った人事制度の見直しを行いました。社員全員に「この会社にいて良かったこと」「成長できたと思うこと」などを成功体験記として提出していただいたのです。それを見た社長は、社員一人一人がドラマを持って仕事に取り組んでいることを知り、「『社長として評価をされていない』と不満に思っていた自分が恥ずかしい」とおっしゃいました。社員一人一人に対して感謝の気持ちを持っていると、席に着いたら黙っていてもお茶が出てくるという、今までなら当たり前で意識もしなかったことがありがたいと感じるようになったそうです。社長が変わると社員にも伝わりますから、良い歯車が回り始めます。この会社は印刷に大豆インクを使用するなど環境に配慮した事業を行っているのですが、顧客から会社の理念が製品に反映されているという評価をされ、売り上げも飛躍的に伸びたという話を聞いた時は、この仕事をしていて良かったと嬉しく思いました。
事務所のアピールポイントをお聞かせください。
私どもは、外資系企業や会社設立を考えている外国人の方、また、外国人を雇いたいと考えている方にも対応できる準備もございます。
就業規則も型通りの提案はしません。それぞれの条文に加えて、何故このような条文ができたのかという成り立ちまで記載いたします。これをフェイスモラルコードと言いますが、条文の中に隠れている経営者の信念を理解することに役立っていると自負しております。就業規則を作成する理由は、労働基準監督署に提出することが一段階目です。トラブル発生時に裁判で勝つための内容であることが二段階目。これについては、特定社労士の資格を取得し取り組んでおります。最後の三段階目が社員のモチベーションを高めることです。この三段階目のために必要となってくるのがフェイスモラルコードなのです。
当事務所の顧問先は関東が中心ですが、併設する法人には東京本社以外に横浜・新潟にも支社がありますので、幅広く対応することができます。本社にあるセミナールームでは、年間80回以上のセミナーを開催しているだけでなく、新しい考え方や商品に関する説明会も行います。このセミナールームはお酒が飲めるスペースとしても活用しています。当事務所のコンセプトは「組織のワクワクをコンサルティングする」ですから、お客様がいらした時にワクワクするような空間にしたかったのです。そこで提供するワインも我々で作っているものなのです。山梨県の勝沼にブドウ畑を借りて社員全員で収穫を行い、完成品は顧客の皆さんに振舞います。ビジネスでのフォーマルなお付き合い以外の部分も大切に考え、このようなことを行っています。
趣味についてお伺いします。
休日には読書や釣りなどを楽しんでおります。また、子供の頃から剣道などの武道をしておりましたが、30代になってからは空手をはじめました。特に釣りは、ヒットして釣り上げる瞬間よりも、「今日は何が釣れるかな?」と考えながら釣り糸をたれている時間が好きです。これは社労士という仕事と同じだと思います。人事、労務の分野はすぐには結果が出ません。プロセスが大切です。新しい知識を得た、新しい人間関係を築けた、という過程にこそ意味があると言えます。
座右の銘や大切にしている言葉はありますか?
森信三さんの「修己治人」という言葉です。人を治めるには、何よりもまず自らを修めなければならないという意味です。
26歳の時に開業し、あるお客様に「人事のお手伝いをします」と提案したところ「部下を持ったこともない君にコンサルティングなんてできるの?」と言われ、確かにそうだなと。学生時代、応援団に所属していましたが、「選手を元気づけるためにはその人以上の鍛錬を積んでいないと応援の意味がない」と言われたことを思い出しました。
「修己治人」の言葉のとおり、自分達が本当に良いと思ったものだけをお客様にもおすすめしようと考えております。
ちょっとした疑問もすぐに解決できます。
お気軽にご連絡ください。
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