- 大阪府
関西ステート経営労務事務所
岸川 守
就業規則雇用管理人事・賃金制度安全衛生労務相談就業管理労務コンサル 退職金 人事評価制度
経営者に対して、日頃から経営上のリスクとして労務管理における問題提起をなし、トラブルを事前に予防することを前提に、同じ目線に立ったアドバイスをしています。また、業績を上げるためには「人」の活用、つまり従業員が経済的・精神的に豊かな生活を追求できる職場の環境整備が大切であると考え、経営者と共にそれを実現できるよう中小事業所に特化した人事評価制度の導入・運用の提案をしています。多様な問題解決にあたっては、社会保険労務士としての業務に留まらず、相談事全てに、当職のネットワークをフル活用して対処できる体制を取っており、更に、クライアントにとって必要な情報をフォローすることも継続して行っています。
保有資格
特定社会保険労務士
経歴・実績
金融機関にて法人営業、ベンチャー企業融資、市場資金運用、法務業務等多様な業務に従事。他に店舗開設の経験も複数有る。社会保険労務士事務所開業後は、その経験を基に、中小事業所を対象として、経営の観点からみた人事及び労務コンサルティング業務を展開している。
所在地 | 関西ステート経営労務事務所 〒530-0043 大阪府大阪市北区天満1-21-16 日興ビル3F |
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対応可能地域 | 兵庫県全域・大阪府全域・京都府全域・奈良県全域・滋賀県全域 |
得意業種 | 医療、介護福祉業, 人材派遣業, および 金融、保険業 |
得意業務 | 就業規則, 雇用管理, 人事・賃金制度, 人事考課, 賃金制度, 安全衛生, 労務相談, および 就業管理 労務コンサル 退職金 人事評価制度 |
得意事業規模 | 31人~50人, 51人~100人, および 101人~300人 |
インタビュー
前職について、そして社労士になられたきっかけをお聞かせ下さい。
開業前は金融機関に勤めておりました。法人融資・ベンチャー企業向け融資の営業職、市場資金調達業務、法務業務、新店舗の開設等様々な業務に携わる中で、経営者の方々と接する機会が多くありました。 社労士を目指したきっかけは、40歳を過ぎてから、残り後半の人生で、人の役に立つという意識をもっと強く持てる仕事をしたいと思うようになったからです。経営者の方々と話をさせていただきますと、一番気にかけていらっしゃるのはもちろん業績のことでしたが、そこから派生して「人」の問題で悩まれている方も多数いらっしゃいました。 そこで、社労士の資格を活用し、そういう問題のサポートが出来ないかと、また、私自身が会社員の経験もあることで両者の気持ちがわかる立場になれば、何か役に立つアドバイスが出来るのではないかと考えたのです。平成15年に資格取得した後40歳後半での開業でしたが、それまでの多様な勤務経験が、結果として今の社労士の仕事にとても役立っています。
安定した職を辞めて社労士になることに、ご家族の反対はありませんでしたか?
妻は、「やると決めてしまったのだから、今さらどうしようもない。」と諦めていましたね。実際、生活することにも困ってしまうような状況にもなりかねないのですから、ついてくる方も気苦労が絶えなかったでしょう。信用してくれていたのだろうと今更ながら感謝しております。開業するまでには色々な葛藤もありましたが、それでも開業するという気持ちに対しては一切逡巡することはありませんでした。 今現在日々充実した仕事をさせてもらっており、人生の選択は決して間違っていなかったと確信しています。
得意な業務についてお聞かせください。
開業当初に先輩の社労士から、特化した分野を作るようアドバイスをされたことがあります。しかし当時は、私自身に何か一つの分野を極める力はないと考え、特定の業務に こだわらずどんな仕事にも積極的にチャレンジしてきました。元々労務コンサルティングの仕事をしたかった関係から、就業規則の作成や労働基準監督署の臨検調査の対応、労務相談等を中心に、また一方で評価制度の導入や退職金制度の改定等、人事制度の分野も含め幅広く取り組みました。広範囲の業務に取り組んだことが、結果的に当職の業務全体の質を上げることに繋がったと思っています。 今後も引き続き、労務コンサルティングを業務の核としながら、どんな案件もオールマイティにこなせる事務所でありたいと考えております。
顧問先に喜ばれた経験や、印象深いエピソードがありましたらお聞かせください。
資格業者として法律に携わる仕事をしているため、クライアントにも法令順守の立場からのアドバイスをすることを基本としていますが、当職のクライアントは中小規模の企業や法人が主であるため、なかなか理想通りには行かないケースが多々あります。 ただそういった状況下でも、出来る限り経営におけるコンプライアンスの重要性を説き、経営者と共に悩み考えながら、実務面の改善を図る方向で仕事に取り組んでいます。 その結果、職場環境が徐々に整備されて、クライアントから「ありがとう。」と感謝されることが当職にとって1番の喜びと言えます。 また、顧問料の話ですが、最近では顧問先の方から「ここまでやってもらえるのならこの報酬額では低すぎるから、報酬額の改定をしたい。」と申し出てもらえる先も複数出てきており、当職の仕事が評価された結果であると、正直嬉しく思います。
営業活動は積極的に行っているのですか?
今お付き合いさせていただいているクライアントは当職のネットワークからのご紹介の方が多く、それ以外には特に営業活動はしておりません。 前職時代の人脈についても、あくまでその当時の勤務先をバックにした評価だと思っていましたから、その方々とは、現在も仕事とは関係なくお付き合いをさせてもらっており、機会があればその時にと思っている程度です。それよりも、依頼されたどんな仕事に対しても、一つ一つ全力で取組むことが大事であると考えており、経営者の悩みや相談事には社労士としての業務に留まらず、自分自身の知識や能力で解決できない場合にも、良き協力者たちのネットワークをフル活用して問題解決に当たっています。そんな仕事に取組む姿勢が、次の仕事に繋がっているのではないかと思っています。
今後、事務所をどのようにしていきたいとお考えですか?
初めに規模だけ大きくすればいいという考えは毛頭ありません。目の届く範囲で、お受けした依頼をしっかりと確実にこなすことがまず大切であると考えております。ただお付き合いが深くなりますと細かい部分まで話してくださいますから、当職の専門分野以外の相談になることも多くなり、現在はそういう場合の対応策として、他の社労士事務所や他の資格業者との連携を取れる体制作りは取っています。 しかし今後、クライアントの多様な要請に答えられるよう、更にネットワークの間で緊密な連携が取れるようにするためには、近い将来、何らかの組織化は避けて通れないと検討している段階です。 労務コンサルタントとしての社労士の役割は、労使紛争が発生する前に未然に防止するための予防法務的な仕事にあると考えています。つまり、刻々と変化する社会において、クライアントの状況が変わっていく中で、問題解決のための提案ができることに、社労士の価値があると思います。そのためにも、日々勉強が大事ですね。 長いお付き合いのクライアントが、だんだん規模が大きくなり、成長していく姿を見るのは嬉しいことです。それに対応するべく、当職の方も気を緩めず進化していく必要があることを常に忘れずにいたいと思います。
座右の銘や、日頃から心がけていらっしゃることがありましたらお話ください。
「自利利他」という仏教の言葉があります。「自利利他」とは、自らを生かし他者を生かすという意味で、自らを生かす働きをする者は他者をも生かすことが出来ると解釈をしております。社労士を目指そうと思い至った時はまさにこの心境でした。社会・顧客のために精一杯努力をすることを自分の幸せや喜びにしたい、そう考えたのです。
趣味についてお伺いします。
腰を痛めてからゴルフも最近はなかなか出来ません。子供がまだ小学生なので、一緒にスイミングスクールへ行ったり、近くの公園でキャッチボールしたりして身体を動かす程度です。他に趣味といえるかどうか、休みの日に固め買いしてきた本を濫読したり、昔の古い映画を見ながら感慨に耽ったり、好きなソウルミュージックを聴いたりして、自分だけの時間を作っています。あとは日々の晩酌でしょうか。その程度で充分、気分転換になっております。
ちょっとした疑問もすぐに解決できます。
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