- 石川県
丹保社会保険労務士事務所
丹保 敏隆
就業規則雇用管理人事・賃金制度助成金社会保険・福利厚生
中小企業の工場・商店・施設を中心に、就業規則・賃金制度など人事労務管理の相談・指導から官庁手続・助成金申請・給与計算など業務代行まで、労務管理と社会保険の全般にわたって幅広く行っています。小規模企業の法務・財務・労務を連携して支援するために研究会を設立し、創業・再生や教育訓練などの支援も行っています。
労務管理と社会保険は全てお任せ下さい。
・就業規則、労使協定の作成、提出
・給料計算、帳票作成の指導、代行
・求人、採用、離職、助成金の手続
・健康保険、厚生年金の請求と届出
・労災保険、労働基準の申請と届出
・教育訓練、福利厚生の企画、代行
保有資格
衛生管理者 特定社労士
経歴・実績
百貨店に勤務し人事部門に配属中、上司の勧めで社会保険労務士資格を取得しました。同時に、石川県社会保険労務士会に入会し、その後、会計事務所勤務を経て、小松市で社会保険労務士事務所を開業しました。
所在地 | 〒923-0868 石川県小松市日の出町1-112 HOWDID118-212(土用下歯科2階) 丹保社会保険労務士事務所 |
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対応可能地域 | 石川県(金沢市、白山市、能美市、小松市、加賀市、石川郡野々市町、能美郡川北町) |
得意業種 | 小売業, 卸売業, 飲食業, 情報、通信業, 医療、介護福祉業, および 金融、保険業 |
得意業務 | 就業規則, 雇用管理, 教育訓練・能力開発, 人事・賃金制度, 人事考課, 賃金制度, 給与・賞与, 助成金, 社会保険・福利厚生, 健康保険, 厚生年金, 国民年金, 労災保険, および 雇用保険 |
得意事業規模 | 1~10人, 11~30人, 31人~50人, および 51人~100人 |
WEBサイト | http://roamroom.net/ |
インタビュー
主にどのような業務を行っていらっしゃいますか?
社会保険の手続代行や給与計算、就業規則の作成、人事制度の設計、それから退職金制度や賃金制度の設計など、幅広く手がけています。特に力を入れているのは、人材育成に関することです。企業内の研修プログラムを作ったり、適した講師の方をご紹介したりしています。これは、人事制度や賃金制度とも繋がっているのですが、人事制度・賃金制度を作る際に人材育成がPDCAのサイクルの中にはまり込むような、そういった視点で手がけています。 場合によっては、「会社全体の人件費を下げるために賃金制度を考えて欲しい」という依頼もありますが、「企業は人なり」の言葉のとおり、やはり人材が育たなければ企業の成長はあり得ません。大企業であれば、しっかりとした育成の仕組みが出来上がっていますが、中小企業ではなかなか人材育成まで手が回らないのが実情です。弊所では、そのような規模の小さい企業でも日頃の業務の中で運用できる仕組みをご提案しております。
人材育成については、運用のサポートもされているのですか?
せっかく導入した人材育成の仕組みも、ほったらかしにしておくと、どんどんレベル下がってきますので、運用のサポートは必要だと考えます。 運用のしやすさから考えると、普段の仕事を通じて育成していくのが一番で、あえて「OJT」という枠組みに当てはめなくても、教える側・教えられる側の両方が「仕事をしていく上で何が必要か」を理解して、必要なスキルを順番に身につけて行けるようにすることが肝です。 やはり、それぞれの人となりを見極めるという意味では評価が必要になりますが、それも含めて全てが会社の業績アップに繋がるように進めています。
手続業務や給与計算業務などで気をつけてらっしゃることはありますか?
せっかく導入した人材育成の仕組みも、ほったらかしにしておくと、どんどんレベル下がってきますので、運用のサポートは必要だと考えます。 運用のしやすさから考えると、普段の仕事を通じて育成していくのが一番で、あえて「OJT」という枠組みに当てはめなくても、教える側・教えられる側の両方が「仕事をしていく上で何が必要か」を理解して、必要なスキルを順番に身につけて行けるようにすることが肝です。 やはり、それぞれの人となりを見極めるという意味では評価が必要になりますが、それも含めて全てが会社の業績アップに繋がるように進めています。
手続業務や給与計算業務などで気をつけてらっしゃることはありますか?
間違いが無いように、というのは基本中の基本です。それから、人数が少ない企業ですと、手続きが必要なのに気がつかないことも多々ありますので、そういう場合にこちらからお声掛けしたりしています。 社会保険の手続では、60歳、65歳・・・など、年齢の節目節目で必要な手続きがありますから、きちんと社長や従業員の方の年齢も把握しておく必要があります。手続きが遅れて、ご本人に不利益が出ることがないように常に気を配っています。 また、これは業務全般に言えることですが、「素人の目線」と「プロの気づき」の両方からの視点でものごとを見るようにしています。人事労務の実務家として法知識や経験を駆使して、お客様の遥か先をいくようにしながらも、専門家視点に偏り過ぎないように、素人の目線も忘れないように心がけています。
最近では、就業規則を重要視される企業も増えてきました。
そうですね、そういう企業もだいぶ増えています。就業規則は開業当初より手がけていますが、最近では、「いろいろなタイプの社員も増えてきたのでしっかりとしたルールを定めたい」「うちの就業規則は大丈夫だろうか?」「うちのルールだと、病気になった社員の休職の取り扱いはどうしたら良いのだろうか?」というように、自社の就業規則の解釈・運用についてお尋ねいただくケースが多くなっています。 しかしながら、中小企業では大きなトラブルでもない限り、就業規則の必要性を感じていないところもまだまだ多いのが現状です。ですから、先程の手続きの場合と同じように、就業規則の整備についても、こちらから働きかけるようにしています。法改正があった場合などには、改定すべきポイントもお話しします。 改定が終わったらそれで終わりではなく、従業員の方に会社のルールをしっかり理解していただくことが何より大事です。
お客様から感謝された事例をお聞かせいただけますでしょうか。
以前、「もっと早く丹保さんに頼んでおけば良かった」と言われたことがあります。社長の代変わりのタイミングで、2代目の社長から言われたのです。特に、大きな問題を解決したり、劇的な業務改革の提案をしたということではないのですが、毎月の給与計算や社会保険の手続きなど、「仕事を切り分けて整理できたことがスッキリした」とのことでした。 こちらが普段当たり前にやっていることが、そのような評価をいただけると社労士冥利に尽きるところです。
社労士としての信念をお伺いします。
社労士は、経営資源のヒト・モノ・カネのうち「ヒト」を扱う専門家です。色々な企業と接していると、まず資金は必要ですし、設備も重要なのですが、「やっぱり会社はヒトだ」と強く思います。ヒト・モノ・カネのうち、お金を使うのは人ですし、物を使う・機械を動かすのも人です。また、人を使ったり、人を育てたりするもの、やはり人です。 日々の仕事の中から、本当に企業は人次第だということを実感していますので、企業の根幹を担う「人」の専門家として仕事をしているということを常に肝に銘じています。
開業されるまでの経緯についてお聞かせいただけますか。
大学卒業後、金沢の百貨店に就職しました。洋陶器、日用品、人事、厚生、教育、ギフト、子供用品、など、様々な部署を経験しましたが、そんな折に父が亡くなったのです。日曜日に休めない職場だったのですが、法事や結婚式など日曜日にかなり休みを取ることが多くなりまして、結果として勤務を続けることが難しくなりました。百貨店に勤務して、商品とサービスの表裏一体とでもいうような仕事を教わりました。
百貨店時代に、上司の勧めで社労士の試験には合格していたのですが、その後、会計事務所を紹介してもらい、そこで色々と実務を経験しまして、平成16年に開業しました。会計事務所の仕事をしながら感じたことですが、実務の専門家は素人の目線を忘れてはならないと思うようになりました。
開業暦は10年超となりましたが、お陰様で今ではスタッフも2名体制となり、お客様と共に成長できる事務所であるよう、日々奔走しております。
石川中央労務研究所という組織も設立されていらっしゃいますね。
最後に趣味についてお話しいただけますでしょうか。
学生の頃は写真を撮っていまして、写真家の木村伊兵衛さん、森山大道さん、藤原新也さんに憧れていました。学生時代に東北地方を回って遠野に行ったときに、ちょうど森山大道さんが「遠野物語」という写真集を出して、自分の写真と並べたら「これは無理だ」とプロは諦めました。それで、あまり深入りできないような趣味になってしまったのですが、カメラは今も手放せないですね。 以前は、オートバイも好きで、百貨店勤務時代は休みの日によく走っていました。山道で転んでしまい、キックしてもエンジンがかからない、顔を上げたら「熊に注意」という看板の前で・・・。そういう寂しい思いもして、あまり無茶をしてはいけないということで、今は降りてしまいました。 開業前ですが、教室に通ったのがきっかけで、今はヨットに乗るのが楽しみですね。始めたのも遅く、技術的には万年初心者なので、趣味と言っていいのか分かりませんが、天気のいい週末には裏の海をゲレンデにして艇を出すチャンスをうかがっています。 海に関して言えば、特に何もしなくても、お気に入りの場所でぼんやりしているだけでも心の切り換えになっているかもしれないですね。
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