- 新潟県
社会保険労務士法人西山経営労務事務所
西山 茂
就業規則雇用管理人事・賃金制度労務問題助成金
企業経営・事業の発展に欠くことのできない3要素(「ヒト」「モノ」「カネ」)のうちの2つ=「ヒト」「カネ」を得意とし、経営者の身近なパートナーとして日夜真剣に取り組んでいる。
また、長年の現場感覚から来る「人の痛み」「経営者の痛み」がよく分かる社労士・人事賃金コンサルタントとして、地元中小零細企業と地域経済の発展に尽くす注意をし励んでいる。
具体的には、財務と労務双方からの管理手法により、キャッシュフローの充実を図り、中小零細企業のますますの発展・企業再生・倒産防止を行っている。
保有資格
特定社会保険労務士
経歴・実績
慶應義塾大学経済学部卒業(中小企業論)
国民金融公庫(現日本政策金融公庫)に入庫し、25年の間のべ1万件以上の中小零細企業の審査経営相談コンサルティング等に従事。
平成18年に社会保険労務士同20年より特定社会保険労務士。
所在地 | 〒950-0982 新潟県新潟市中央区堀之内南2-19-14 和合ビル2F |
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対応可能地域 | 新潟県全域 |
得意業務 | 就業規則, 雇用管理, 人事・賃金制度, 労務問題, および 助成金 |
WEBサイト | https://nskroumu.com/ |
インタビュー
はじめに事務所のご紹介をお願いします。
『社会保険労務士法人西山経営労務事務所』は平成20年に開業いたしました。
労働保険・社会保険の手続き代行のほか、給与計算業務のアウトソーシングサービス、就業規則の作成・改訂、その他、経営全般のご相談対応や、社外役員なども担っています。
また、労働保険事務組合も運営していますので、経営者様ご自身が労災保険に加入できる特別加入制度のお手続きも対応可能です。
開業されるまでの経緯をお聞かせいただけますか。
大学卒業後、国民金融公庫(現:日本政策金融公庫)に入社しました。
25年に亘る勤務の中で、延べ10,000件以上の中小・零細企業の審査や経営相談に従事し、各自治体、各商工会・商工会議所の「創業支援セミナー」等の講師を歴任し、また、各地の「企業再生委員会」からの依頼に応じて中小企業の「企業再生」を手掛けて参りました。
元々、当時の仕事を辞める予定はありませんでしたが、地元で暮らしている家族の介護か必要となり、自分が新潟に戻り面倒をみるか、介護サービス等の利用や人を雇うかどうしようか等々、色々と悩みました。その時、たまたま『社会保険労務士』という資格のことを知り、これなら地元で転業してもやっていけるのではないかと考えました。
そこで、1回だけ試験を受けてみて、もし受かったら、それが『天の声』ということで、独立しようと心に決めました。その当時は金融機関の管理職だったので勉強時間もあまり無かったのですが、配属していた部署が、たまたま他の部署より1時間くらい早く帰れる部署でしたので、「いずれ部署異動したらその時間も無くなる」と考え、10ヶ月ぐらいの勉強期間でしたが運の良さもあり、何とか合格できましたので、開業して今に至るという形です。
開業当初はいかがでしたか。
全くゼロからのスタートでしたので、1年目は本当に売り上げもゼロでした。前職は金融機関ということもあり、周りの同年代と比べればある程度年収も良く、転職について周りから「もったいない」と言われていましたが、その言葉を身に染みて感じましたね。
今では既存のお客様のご紹介などもあり、少しずつお客様が増えています。あとは、これまで営業に力を入れていなかったので、今後は多少営業活動に力を入れていこうかと考え、最近では先輩社労士の勉強会や経営コンサルの勉強会にも参加し、知識向上に積極的に取り組んでいます。
社労士の先生も営業活動は大切ですね。
そうですね。これから少しずつ事務所も大きくしていきたいと考えています。ただ、手を広げ過ぎて上手く回らなくなってしまったという、労務倒産的な話もよく耳にしますので、身の丈を踏まえた上で粛々と取り組んで行きたいとは思います。なにより、私も前職から沢山の経営者様とお仕事をさせていただいてきた中で、やはり『経営者の本能』と言いますか、経営的DNAの有無と言うのを非常に感じるようになりました。
親が商売人の方などは、経営の感覚というものが、すぐ分かる方もいらっしゃいますが、私の場合は親も普通のサラリーマンでしたので、私自身、このサラリーマンのDNAを払拭して勝負をかける、というのは少し難しいと実感しています。
欲はかかずに、あくまで経営者様のご支援を中心としながら、結果として事務所も成長できれば、という感覚を常に忘れないようにしています。
経営者の方々との接点が多いと感じるところもあるのですね。
そうですね。ただ、前職で向かい合っていたお客様も、現在社労士として向かい合っているお客様も、同じ経営者様です。ですので、知り合いの税理士さんなどには、「すごく強みですね」とよく言われます。やはり社労士の先生方の中には営業慣れされていない方も多く、その上、経営者層とお話しするのはというのは「やっぱり怖い」と言う方もいます。
その点、私は何千社と商談を行って参りましたので、その点は強みであると自負しています。
開業されてみて、やりがいを感じたことなどをお聞きして宜しいでしょうか。
やはり経営者として事務所の経営方針等を打ち出しながら、少しずつ成長させる楽しさもありますし、何よりお客様から非常に感謝される仕事です。自分の仕事の成果が、お客様の感謝に繋がることほど嬉しいことはないですね。
前職でもお客様のご相談にのる機会は沢山ありましたが、それでも今の仕事の方がお客様の喜びに繋がっていると実感しています。
今後の事業展望などをお聞かせいただけますか。
まだ、具体的な事業案としては計画していませんが、1つに、『事業承継』に関するところですね。
これから社労士業界であっても、お客様の業界であっても、後継者が急速にいなくなってきますので、全てをサポートするとまではいかなくとも、社労士の観点や前職の金融機関の経験の観点を活かしながら、お困りのお客様に少しでもお手伝いが出来ればと考えています。
あとは、事業承継とは反対側にあります『創業支援』ですね。これも前職の経験によるものですが、新規開業者の方や創業者の方に融資などの支援をしておりましたので、資金調達方法などに関する知識も豊富です。これらの分野で少しでもお力添えできればと考えています。
有難うございました。それでは、最後にご趣味をおうかがいします。
NHKテレビで『きょうの料理“ビギナーズ”』という番組を毎日放送していまして、そこに取り上げられるかんたんな料理に毎日1品ずつ取り組んだおかげで今では本やレシピをみなくても応用ができるようになり、相当数の料理を自力でつくれるようになりました(笑)。
ちょっとした疑問もすぐに解決できます。
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