- 東京都
社会保険労務士法人すずきた事務所
鈴木 孝之
保有資格
行政書士,司法書士
所在地 | 〒102-0071 東京都千代田区富士見1-4-11 九段富士見ビル4階 |
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対応可能地域 | 全国 |
得意業種 | 医療、介護福祉業, 人材派遣業, および 建設業 |
得意事業規模 | 1~10人, 11~30人, 31人~50人, 51人~100人, および 101人~300人 |
WEBサイト | http://www.suzukita.jp |
インタビュー
まず始めに事務所の業務のご紹介をお願いします。
弊所の主な業務といたしましては、社会保険の手続き業務、給与計算、就業規則の作成、助成金申請、また、労務顧問もお受けしています。社労士としてお客様にお役立てできる業務は一通り網羅しています。
始めから手広くやろうということも、何かの業務に特に力を入れているということもなく、お客様からいただいたご相談一つ一つに対し、真摯に対応することを心がけて取り組んできたところ、業務の幅が広がり、今の事務所の業務対応力が築き上げられました。
最近ではどのようなご相談が多いのでしょうか。
最近では、労務トラブルに関するご相談が多いです。弊所では、司法書士事務所も併設していますので、“未払い残業の請求トラブル”や“解雇予告手当の請求トラブル”などの案件のご相談も増えています。
労務トラブルの増加につきましては、やはりインターネットの普及などで、自分の身の回り以外の情報も取得しやすい環境となりましたので、今後はさらに、従業員が労働者の権利を主張する時代になると感じています。もちろんそれは悪いことではありませんが、間違った法的知識を身に付けて主張をしてしまうと、直ぐに労務トラブルに発展してしまいます。それは従業員に限らず、事業主も同様です。
弊所では、先程お伝えしたように司法書士事務所と、行政書士事務所も併設していますので、労務トラブル一つ取っても法的立場から対応できる幅は広いです。労務トラブルでお困りのお客様に、それらのメリットをご提供できるのも、弊所ならではの付加価値であると思います。
次に、社会保険労務士を目指されたきっかけをお伺いします。
私は元々理系で工学部出身でしたので、最初から士業という生き方を目指していたわけではありませんでした。ところが、当時就職した会社が突然倒産してしまいまして、何をすべきかもわからぬまま渋谷の代々木公園で今後について考えていました。
その帰り道、公園通りを通った際に、本屋のディスプレイにあった“誰でもできる独立開業行政書士”のようなタイトルの本が、たまたま目に入り、それが何かの運命か、手に取り勉強を始めました。それから士業に関することや法的知識も蓄えていき、社会保険労務士の資格も取得したという経緯があります。
士業として、一人で独立されてみていかがでしたか。
開業当時は、法的知識も机の上で勉強した程度のものしか有りませんでしたので、本当にお客様にいろいろ教えていただき、そのお陰でやってくることができたというのを、とても実感しています。
ですから、お客様との本当の信頼関係を築いていくということは、法的知識が沢山あればできるというものではなく、本当に人と人との繋がりの上に成り立つものであると、心から学ぶことができたと思います。
社会保険労務士の一番のやりがいをお聞かせください。
やはりお客様に喜んでいただけることが一番嬉しいですね。詳細はお伝えできませんが、以前、本当に時間と労力を要する案件をお客様と一緒に解決した際に、お客様が泣いて喜ばれ、「鈴木さんに会えて本当に良かったね」と言っていただけたことがありました。
お客様が心から喜んでくださった瞬間が、この仕事をやっていて本当に良かったと、私も心から実感できますね。
お客様を非常に大切にされているのですね。
はい。事務所の方針としましても、法人のお客様にも個人のお客様にも変りなく、『お客様に信頼をいただける、お客様に本当に喜んでいただける仕事をする』ということを掲げています。スタッフの教育でも、三つのルールをよく伝えています。『スタッフ内で嘘をつかない』・『言い訳をしない』・『人の悪口を言わない』。とてもシンプルなことですが、シンプルなことすら守ることができない人は、お客様から本当の信頼を得ることはできないと考えています。
本当の信頼は小さなことの積み重ねから生まれるものですね。
その通りですね。私は事務所規模の拡大というのも特に求めていなくて、先程お伝えしましたように一件一件の仕事を大切にし、少しずつでも多くのお客様から信頼をいただけるような事務所にこれからもしていきたいと考えています。
また、そうすることで自然と仕事は増えてきますし、その仕事をしっかりと対応するために規模も大きくなっていきます。その結果が、今の私の事務所ですね。
有難うございました。それでは最後に、今後の展望などをお伺いいたします。
これからの時代は、社会保険労務士に限らず他の士業も同じですが、例えば手続きや給与計算など、“誰がやっても答えは同じ”というような仕事は、デジタル化やAIの発達により価値が薄れていくと考えています。その分、我々に求められてくるのは、コンサルティング業務の領域です。それも、法律で割り切った正論を伝えるだけのコンサルではなく、お客様のことを本当に理解し、最善策を提案できるようなコンサルですね。私も気を引き締めて勉強し、様々な提案ができるコンサル力を培っていきたいと考えています。
ちょっとした疑問もすぐに解決できます。
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