- 東京都
寺尾社労管理事務所
寺尾 光広
就業規則雇用管理人事・賃金制度労務問題助成金社会保険・福利厚生労務相談就業管理
社会保険労務士業はサービス業であることをモットーに、親切、丁寧、迅速、分かりやすいを心掛け、顧客満足度の高い社労士事務所を目指しています。
労務管理では、労働契約書や労働時間といった労務管理の急所をつかれることのないよう、リスク回避と前向き社員が安心して働ける職場の形成を一番に考え対応しております。
また、給与計算などのアウトソーシング業務では、会社本業に専念できる環境をご提供いたします。
保有資格
行政書士 宅建 年金アドバイザー(3級) 簿記(2級)
経歴・実績
平成13年社会保険労務士試験に合格。平成20年5月開業登録。独立後は、雇用調整助成金などの助成金申請業務を中心に、就業規則や労働契約書の整備、未払い残業代に備えた固定残業代の導入など実績あり。給与計算などのアウトソーシング業務も多数受託しております。
所在地 | 〒160-0022 東京都新宿区新宿1-20-14 サンモール第8マンション203 |
---|---|
対応可能地域 | 東京都全域・埼玉県全域・神奈川県全域・千葉県全域 |
得意業種 | 飲食業 および 金融、保険業 |
得意業務 | 就業規則, 雇用管理, 人事・賃金制度, 給与・賞与, 労務問題, 助成金, 社会保険・福利厚生, 健康保険, 厚生年金, 国民年金, 労災保険, 雇用保険, 労務相談, および 就業管理 |
得意事業規模 | 1~10人, 11~30人, 31人~50人, および 51人~100人 |
WEBサイト | http://www.sharoukanri.jp |
インタビュー
中心とされている業務についてお伺いします。
平成20年5月に開業したのですが、その半年後にはリーマンショックがあり、経済情勢が益々不安定なときでしたから、会社訪問をして名刺交換をさせていただくと「社労士さんなら…」と退職時の様々なトラブルに関する相談をされることが多くございました。それらの対応から私のキャリアがスタートしたこともあり、現在は、労働問題の防止、助成金の申請、就業規則の作成業務などを主に取り扱っています。労働相談に関しては、退職時のトラブルや未払い残業代についての問い合わせが多く、退職勧奨や固定残業代の導入などをアドバイスさせていただいております。助成金に関しては採用時に受給できるものや、子育て関連のものなど、幅広くアドバイスを致します。雇用調整助成金(中小企業緊急雇用安定助成金)は会社経営において大きな効果も期待できますから、必ずお話をするようにしております。
社労士に依頼をするメリットは何でしょうか?
入退社の手続きや離職票などの作成は、社労士として大変重要な業務です。当事務所では、給与計算と共に一括でアウトソーシングすることをお勧めしております。その方が価格やサービスの提供において双方にメリットがありますから。例えば給与計算業務では、社会保険料の納付書のコピーをいただくこともあります。月末退職や産休などで一括して社会保険料を徴収する場合がありますが、そうすると毎月の納付書の金額と徴収額が相違してきますが、これらの差額の内訳を確認するためです。昨年10月から社会保険料の増減内訳書は年金事務所(旧社会保険事務所)への送付依頼が必要となりましたが、こうしたことから、当事務所では、社会保険料が適正に徴収されているかのチェック業務を、入退社などの手続業務を一緒に受けている場合は、サービスでやらせて頂いております。専門家にアウトソーシングをしているからこそ得られるチェック体制は、大きな利点だと言えるでしょう。
最近多いのはどのような相談でしょうか?
時代を象徴していると思いますが、未払い残業代などを始めとした労務に関する相談を多くお受けしております。固定残業代の導入では、賃金規定を法令等にそって改定するだけでなく、従業員の同意や給与明細への表示をどうするかなど、細かな問題がたくさんあります。これらの手順を一つでも落とすと、後々制度導入が意味をなさないこともありますから、細心の注意が必要です。未払い残業代の問題は、労基法の改正やワークライフバランスといった流れを踏まえると、中小企業にとっては頭の痛い問題で、その問題解決には、一定範囲の「残業代の予算化」が必至であると当事務所では考えております。
社労士を目指したきっかけについてお聞かせ下さい。
独立する前に、飲食店の本部や不動産会社で総務や経理を8年くらい担当しておりました。ですからこの資格は身近なもので、ゆくゆくはこの資格を活かして自分で何かをやりたいという気持ちがありましたし、資格を取得し開業したという話もよく耳にしましたから、自然な流れで社労士を目指すことになったと思います。社労士資格は平成13年に取得しました。
お客様に喜ばれたエピソードはありますか?
現在、雇用調整助成金の申請業務を数件お手伝いしております。社員数の多い会社さんの場合、書類作成も大変ですが、さらに労基法や雇用保険の知識が所々で必要となりますから、社内ですべて対応するよりも外部へアウトソーシングをした方が、効率が良いということです。専門家として迅速で正確な対応をして大変喜ばれております。助成金などの業務は特にそうですが、私たちにとってはごく当たり前のことでも、会社内で初めて担当をなさる方々は知らないことが多いはずです。そういった分野こそ、私たち社労士の活躍するべき部分だとも考えています。
事務所の特徴やアピールポイントはありますか?また、事務所の今後についてはどのようにお考えでしょうか?
労務管理の分野は依頼も多く情報も豊富なので、的確なアドバイスができます。自信を持って対応しますので、安心してお任せいただければと思います。まずは気軽に相談をしていただきたいですね。今後の事務所については、中小企業向けの人事制度を中心に、「人」をきちんと評価する会社作りのお手伝いができればと考えております。一般的なものではなく、それぞれの会社の実情に合わせた制度を作成し、無理なく運用できるようコンサルティングをしていきたいですね。また、人事制度の導入に伴い助成金なども受給できるケースがありますから、合わせてご提案をしていきたいです。
感銘を受けた書籍がありましたら教えてください。
社労士として、勉強のために様々な本を読むようにしておりますが、最近読んだ中では、経営コンサルタントの小宮一慶さんの「ABC」という本です。ABCというのは「当たり前のことを」「ばかになって」「ちゃんとやる」の略で、冗談のようなタイトルですが、とても奥が深く折に触れ読み返しています。私共を訪れるのは困っている方々です。相談に対して法律を背景にアドバイスをするのが社労士ですから、当たり前のことをきちんとやるのはとても大切です。依頼を丁寧にこなし、付加価値を付け、お客様に喜んででいただく。専門サービス業として業務を遂行する上で、土台になるような心構えや考え方に気づかせてくれる内容です。
趣味についてお伺いします。
読書が実益を兼ねた一番の趣味ですが、最近ではバードウォッチングを楽しんでいます。自宅の前に運河があり、今の時期ですとカルガモの観察ができます。また、冬、カモメの大群が押し寄せてくる様子は圧巻です。最近は水質が良くなったこともあり、鳥が集まるようになったそうです。散歩の途中で眺める程度ですが、良い気分転換になっております。鳥も人間も、仲間が気持ちよく集うことができる環境が大切ですね。「社労士として、会社経営に役立てることがまだまだある」と、鳥の群れを眺めながら考える時間も楽しいものです。
ちょっとした疑問もすぐに解決できます。
お気軽にご連絡ください。